2023年7月13日更新

マスタードはからしだけじゃ代用できない?組み合わせて近づけるアイディア3選

辛みがありながら独特の風味を持ち、洋食には欠かせない調味料の1つであるマスタード。いざ使おうと思ったけど切らしていた…なんてことはありませんか?

そんなマスタードの代用としてよく思いつくのがからしですが、からしで代用したら「なんだか物足りなかった…」といった経験をした方は多いはずです。

なぜマスタードの代用はからしだけでは足りないのでしょうか?それはからしとマスタードの違いにありました。

今回はからしとマスタードの違いと、からしと組み合わせてマスタードの代用になるアイディアを3つご紹介します。

  1. 目次
  2. なぜマスタードはからしだけでは代用できないの?
  3. 練りからしと組み合わせるマスタードの代用アイディア3選
  4. 練りからしがない時は?マスタードの代用は練りからし以外でも…
  5. まとめ

なぜマスタードはからしだけでは代用できないの?

マスタードをからしで代用しようとしてもできないのは、その原材料の違いにありました。ここでは、マスタードとからしの違いと単品で代用できない理由について解説します。

マスタードとからしの違いは原材料

マスタードとからしの大きな違いは、原材料の違いです。実は、マスタードもからしも「マスタードシード」という種類の種子から作られます。

マスタードシードにも種類があり、マスタードは「イエローマスタードシード」、からしは「オリエンタルマスタードシード」という種子です。

なお、粒マスタードはプチプチとした食感が残りやすい「ブラウンマスタードシード」から作られています。

代用できない理由は「使い方」にあった

マスタードもからしも同じ「マスタードシード」から作られますが、辛みの感じ方が違います。加えて作り方と使い方が違うため、双方で代用ができないのです。

作り方 使い方
からし 水やお湯で練る 料理に少しだけ加える。和食と相性が良い
マスタード 水やお湯を加えた後にお酢・食塩などで味付け 辛みが穏やかなので洋食と相性が良い

このように、マスタードにはマスタードシードの他に調味料が入っています。そのため、からしだけでは辛みが強く、洋食の調味料として代用ができないのです。

ただし、料理によっては代用可能です。例えばウインナーにつけるケチャップの添え物としてマスタードの代用にしたい場合は、少しだけつければ代用となるでしょう。

【参考:からしとマスタードの違いについて

【参考:キューピーマスタード「マスタードまめ知識」

練りからしと組み合わせるマスタードの代用アイディア3選

練りからしだけでは辛みが多く、マスタードの代用にはできません。しかし、他の調味料と組み合わせると代用できます。ここでは、からしと組み合わせてマスタードの代用にするアイディアを3つご紹介します。

その1:からし+マヨネーズ

まずはスタンダードな「からし」と「マヨネーズ」の組み合わせです。割合はからし3:マヨネーズ1がおすすめ。

マヨネーズはマスタードに必要な酸味・甘み・まろやかさを備えています。からしを多めに加えることで、辛みと風味を維持しながらマスタードのような風合いを作れるのです。

中でも食材にディップしたり、かけたりして使う場合がおすすめです。

その2:からし+はちみつ+果実酢

「からし」と「はちみつ+果実酢」の組み合わせもマスタードの代用となります。割合はからし1.5:はちみつ2:酢0.5がおすすめ。

この組み合わせでは、はちみつの入った「ハニーマスタード」のような味わいを再現できます。果実酢も入っているので、フルーティな味わいにもなります。

また、酢をマヨネーズに変えると甘めのディップソースにもなり、より使い方の幅が広がるでしょう。

その3:からし+塩+酢+砂糖+ごま油

3つ目は「からし」に「塩+酢+砂糖+ごま油」を加える方法です。からし2:酢1:砂糖2:ごま油1:塩少々の比率で混ぜ合わせましょう。

少し材料は多いですが、ほとんどのご家庭で用意している調味料が多いはずです。気軽に本格的なマスタードが作れます。

ただし、この組み合わせはどちらかというとソースのような仕上がりになります。調味料というより、ソースやドレッシングのような使い方が望ましいでしょう。

練りからしがない時は?マスタードの代用は練りからし以外でも…

もしも一般的な練りからしすらない場合はどうしたらよいのでしょうか?ここでは、マスタードの代用を練りからし以外のものでご紹介します。

洋食にはホースラディッシュ

まず、洋食でツンとした風味を加えたい場合はホースラディッシュがおすすめです。「西洋わさび」と呼ばれる名のとおり、爽やかな風味を加えます。

ペースト状になっているホースラディッシュは、西洋わさびだけでなくお酢やスパイスなどを加えています。そのため、それ一本でも調味料として成り立つでしょう。

マスタードの甘さやまろやかさはありませんが、負けず劣らず味に深みと風味を加えてくれる調味料です。

市販のからしマヨネーズでも可

最近ではからしマヨネーズも市販されています。パン用やサンドイッチ用として売られており、そのままでも使える調味料です。

市販の練りからしとマヨネーズを混ぜるのと変わらないように思われますが、しっかり混ぜ合わせた上に調味されているため、からしとマヨネーズを混ぜただけではない風味が感じられます。

もしパンなどに使う予定があるなら、からしマヨネーズを常備しておくのも良いかもしれません。

まとめ

マスタードは独特な辛み・風味・甘み・まろやかさ・酸味といった複雑な味わいが特徴の調味料です。一方で、からしは少しの量で使います。両者は同じようで違う調味料です。

練りからしをマスタードの代用にする場合は、マスタードが持つ特徴を補えるかどうかが重要になりそうですね。

一番手軽なのは練りからし+マヨネーズの組み合わせです。はちみつを加えるとハニーマスタードのような風味になり、代用にも幅が生まれます。マスタードがない時は、ぜひ練りからしと組み合わせて試してみてください。