2023年9月28日更新

味噌汁の具!定番から意外なものまで

味噌汁の具

ホッと一息つける食事に欠かせない味噌汁は、何年何回食べても飽きないものですよね。そんな食事と健康に欠かせない味噌汁ですが、普段入れている具には飽きがきてしまった…ということもあるでしょう。そこで今回は味噌汁の具で定番から意外なものまでご紹介します。

  1. 目次
  2. 味噌汁は美味しい…けど具に飽きる!
  3. 具沢山の味噌汁で食事にアクセントを!

味噌汁は美味しい…けど具に飽きる!

我々日本人にとって和食の心と言える味噌汁は食事の基本であり、生まれたときから馴染みのある食べ物です。そんな誰もに愛される味噌汁ですが、味噌をベースとする味に変わらない具となれば飽きがくるのは当然と言えるでしょう。普段の味噌汁を更に美味しく楽しいものにしたいという方に、定番から意外なものまでピックアップしましたので是非ご家庭でも試してみてくださいね。

わかめ

味噌汁に入れる具として定番であるわかめは、舌触りの良い食感が何度でも食べたくなる具です。口当たり優しいわかめは他の具と合わせても違和感なく、そして邪魔をしない味わいを出してくれるため、わかめが味噌汁の具の中で一番好きという方も多いことでしょう。

豆腐

わかめに続いて定番中の定番、豆腐も味噌汁を作る上で欠かせない具ですよね。そのままでも十分美味しく頂ける豆腐は、ふわっとした食感が味噌汁と合わせることで更に優しい味わいになります。

油揚げ

味噌汁にコクを出して食べたい方には油揚げ入りがおすすめです。油揚げも定番ですが、意外と入れ忘れがちなのがこの油揚げでもあります。味噌汁作りの際に何かもう少しインパクトが欲しいなと感じたら油揚げをちょっと足してみてあげると良いでしょう。

味噌汁の具で定番か意外か意見が分かれるのが卵です。地域や年代によっては味噌汁に卵は当たり前と感じる方もいるかもしれませんが、意外と定番ではないのが卵です。何に卵を合わせても合うように、一見味噌汁と喧嘩しそうな卵は味噌汁にも相性抜群です。

大根

温かくしっかりとした食事+αで味噌汁を楽しみたい場合は大根がおすすめです。柔らかくなるのでしっかりと火を通した大根は、水分がたっぷりと感じられて味噌汁もグイグイ進む味になります。

ねぎ

ねぎは味噌汁の薬味という見方がありますが、少し大きめにカットして味噌汁の具として主役にしてしまいましょう。体を温かくしてくれるねぎは少しクセのある味でより一層味噌汁が美味しくなりますよ。

豚肉

おかずの品が少ないときに入れたい味噌汁の具と言えば、外せないのが豚肉です。味噌汁と合わせることによって、豚肉から出る肉汁が鼻を突きぬける美味しさに変わります。しっかりと満足感もあるので小腹が空いたときにもどうぞ。

もやし

ヘルシー&コスパ抜群のもやしも忘れてはいけない重要な具です。もやし単体だけでも味噌汁にしてしまえば立派な和食の一員となります。もやしのシャキシャキを楽しみたいなら茹で時間は短めに、しっとりとした柔らかさを楽しみたいならじっくりと時間をかけて茹でてみましょう。
たまねぎ
何かと体に良いと言われているたまねぎは、味噌汁の具にすればたまねぎ嫌いの方でも美味しく食べられる具になります。ねぎ臭さも消えますし、じっくりと時間をかけてあげれば口の中で溶ける食感を味わえます。

ごぼう

ダイエット中におすすめしたいのがごぼうです。火を通さなければごぼうの硬い食感が残りますが、味噌汁に入れることによって食べやすい硬さになります。歯応えを味わいながら楽しみたい方はごぼうを入れてみましょう。

なす

味噌汁に不向きなのでは?と感じる意外性のある具はなすです。ボタッとしたクセのある味は意外にも味噌汁とマッチします。味噌汁にコクがあるのでなすを包んで食べやすくしてくれますよ。

きゃべつ

味噌汁を作る際、意外と眼中にないのがきゃべつでしょう。しかし、葉物は味噌汁と絶妙に合う具でもあります。冷蔵庫にきゃべつが少しだけ残ってしまった場合などに活用してみてください。

にんじん

色鮮やかさを演出してくれるにんじんも積極的に味噌汁の具に取り入れたいものの一つです。にんじんは火を通すと甘みが増すので優しい味わいの味噌汁を求めている方におすすめです。

ほうれん草

ほうれん草好きには味噌汁の中に入っていて嬉しい具なのではないでしょうか。茹でるだけでは口に苦味が残るほうれん草も、味噌汁の具にすることによって苦味が抑えられた味わいになります。

小松菜

小松菜はほうれん草よりはクセの少ない葉のため、味噌汁に入れると更に食べやすい味わいになります。野菜と一緒に食べたい、でもクセをあまり感じたくないというときに味噌汁に入れてみましょう。

三つ葉

何かと彩りを気にする料理の上に散りばめられがちな三つ葉ですが、香りの良い三つ葉は脇役ではなく味噌汁の主役にしてみましょう。まるでハーブのような日本料理を感じられる香りは、味噌汁にもインパクトを出してくれます。

えのき

味噌汁に入れたいものと言えば手軽に栄養が摂れるきのこ類です。特にえのきは火を通してもコリコリとした食感が味わえるため、味噌汁をしっかりとしたおかずにしてくれます。

アスパラガス

味噌汁に加えるだけで彩りも味も簡単に変えられるアスパラガスも具としておすすめです。味噌汁の具としては意外性の高い野菜ですが、思いの外味噌の味と合って食事がより美味しくなりますよ。

しめじ

えのきに続いてしめじもきのこ類の中で忘れてはいけない存在でしょう。傘の部分がほんのりヌメヌメとしており、口にした際にスルリと美味しく頂けます。体にももちろん良いので手軽に取り入れてみましょう。

ウインナー

ここで味噌汁の具として意外性抜群なのがウインナーです。味噌の味とどう考えても合わないだろうと感じるところですが、肉感がそこまでがっつりあるわけではないため、スープのように食べられます。

鮭を入れたら鍋のような感じになってしまうのでは?と考えますが、味噌味の鍋に魚介類が合うように、味噌汁の具にしても決して風味を邪魔するものではありません。むしろ鮭から出るダシでいつもとは違う味噌汁を楽しめますよ。

コーン

味噌汁の具が足りないと感じた際にパパッと手軽に合わせやすいのがコーンでしょう。洋風のスープには多くの場合コーンが入っていますが、それと同様に汁物である味噌汁にコーンを入れてもさほど違和感はありません。ほど良い甘さが際立って後味が残る味噌汁に仕上がります。

ツナ

味噌汁の具は意外と包丁を使ったりと下処理が面倒なことが多いですが、めんどくさいときにはツナを具として使ってみてはいかがでしょうか。一見合わなさそうな組み合わせですが、食べてみると大人も子供も好きになる定番の味に変化します。

かぼちゃ

もし冷蔵庫に余ったかぼちゃがある場合、味噌汁に入れて消費してしまいましょう。そのままでも美味しいかぼちゃは味噌と合わせることによって甘さ、コクが広がる味わいになります。寒い季節は特に試してみたい意外性の高い具ですね。

あさり

魚介系を味わいたいのであればあさりも定番ですよね。汁の部分だけではなく貝もしっかりと味わえるので気分によって具にしてみましょう。

青のり

魚介系であさりを紹介しましたが、あさりの気分ではないときは青のりも変わっていて美味しいですよ。汁物に入れるとまとまりはなくなりますが、後を引く美味しさで何杯でもいける濃厚な味噌汁に仕上げることができます。

しじみ

こちらも味噌汁の定番中の定番、しじみです。しじみは二日酔いなどにも効力があるとして周知されていますが、体に良い貝なのでしじみの独特な味わいを楽しみたいときには取り入れてみましょう。

具沢山の味噌汁で食事にアクセントを!

豊富な味噌汁の具についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。定番から意外なものまで試したことがない具もあったのではないでしょうか。味噌汁は大体同じ具ばかりになってしまいますが、たまには変わったものを入れると全く違うものとして楽しめるため、是非様々な具を試してみてくださいね。

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