2020年4月15日更新

大根の葉っぱは栄養豊富!秘伝の混ぜご飯レシピも公開!

大根の葉っぱ

多くの方が捨ててしまう大根の葉っぱ…実はその葉っぱに豊富な栄養があることをご存じでしょうか。味噌汁やご飯の上にふりかけとして活用したり、スープなどの料理にも使えます。今回はそんな大根の葉っぱの保存は冷凍で良いのかや、レシピなどを中心にご紹介していきます。

  1. 目次
  2. 捨ててしまう大根の葉っぱ
  3. 大根の葉っぱの栄養は?
  4. 大根の葉っぱ…保存はどうする?
  5. 【必見】大根の葉っぱのレシピをご紹介!
  6. 大根の葉っぱを上手に活用していこう!

捨ててしまう大根の葉っぱ

大根の葉っぱと言えばまずカットして捨ててしまう部分でしょう。葉であることは確かですが、主役である白い部分を重視している方が多いため、一般的には使用されることはない存在です。しかし、そんな大根の葉っぱは栄養が豊富なことが注目されており、様々な料理にリメイクとして活用されているのです。

いろんな料理に大活躍!

大根の葉っぱの使い道はカットして見た時にどのように使用すれば良いのか分からないといった方が多いでしょう。しかし大根の葉っぱは味噌汁の具として使用したり、チャーハンのレタス代わりとして、そして手を加えてご飯の上にふりかけとして使用してもおいしく食べることができます。また、スープとして料理の脇役としても申し分ない存在であるため、様々な料理を引き立てる役割をします。

大根の葉っぱを使うと節約にもなる

多くの方が料理に使用している大根は白い部分が主に使われていますが、葉っぱの部分を使うことによってもう一品おかずを作ることができます。できるだけあるもので料理を作りたい方にも最適ですし、葉っぱ一つで様々な料理の顔として使用可能なのでまだ大根の葉っぱを使ったことがないという方も一度実際に使ってみるとその使い勝手の良さに驚くことでしょう。

大根の葉っぱの栄養は?

大根の葉っぱは普段食べなれていない方にとっては抵抗を感じるものでしょう。気にする方は葉っぱの部分の衛生面が心配ということもあるかもしれませんが、しっかりと洗浄を行えば十分に料理に使用する食材として活用することができます。そんな大根の葉っぱの栄養を見逃さないためにどういった栄養が詰まっているのか見ていきましょう。

栄養たくさん!

大根の葉っぱに詰まっている栄養には、まず100g当たりのカロリーが25kcal、タンパク質、食物繊維、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、βカロテン、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミン12、ビタミンC、パントテン酸、葉酸などの様々で豊富な栄養がぎっしりと詰まっています。

特にβカロテンは100g当たり3900mgも含まれており、カリウムも400mg、カルシウムは260mgも含まれています。

出典:「日本食品標準表2015年版(七訂)」

大根の葉っぱ…保存はどうする?

大根の葉っぱの保存方法は、カットした葉の部分をすぐに使い切ってしまえるのであれば、深さのあるお皿などに少量の水を入れてから葉の乾燥を防ぐために軽くラップで覆い、水で栽培するような形で保存しても問題ありません。

もし冷凍保存を行いたい場合は購入した大根と葉っぱをすぐにカットして分け、3か月程度を目安として使い切るようにしましょう。保存の仕方はカットした大根の葉っぱを鍋に入れ、お湯と塩を入れて沸騰したら葉っぱを茹でていきます。1分程度茹でたら鍋から上げ、流水で良くすすいだら水気をしっかりと切って葉っぱを更に3~4ミリ程度の間隔でカットしていきます。小さくなった葉っぱにはまだ水気が含まれているのでカットが終わったらもう一度水気をしっかりと絞っていきましょう。密閉できるジップロックやジッパー付きの袋などに水気を切った大根を入れて冷凍保存が可能になります。

【必見】大根の葉っぱのレシピをご紹介!

大根には私たちが日頃不足している栄養素がぎっしりと詰まっている食材となるため、捨てずに最大限活用していきたいところです。小さい子どもがいるご家庭では是非摂取させたい栄養となりますからどういった料理に合うのかも含めてレシピをご紹介していきます。

大根の葉っぱでスープ

大根の葉っぱでできる料理のレシピには他の野菜などと一緒にポタージュスープにアレンジしてみるのもおいしく食べることができるでしょう。材料としてはじゃがいも中1個や大根の葉っぱ100g、玉ねぎ1/2、バター5g、水150cc、コンソメ小さじ1、牛乳150cc、塩コショウ適量を材料として必要とします。

購入した大根から早急に葉っぱをカットし、野菜であるじゃがいもや玉ねぎなどを小さくカットしていきます。鍋を温めたらバターを入れて溶かし、カットした野菜を投入して全体がしんなりとするまで炒めていきます。次に水とコンソメを野菜の中に投入したら様子を見ながら10分程度蓋をしてじっくりと煮ていきます。時間が経ったら粉砕可能なミキサーなどでペースト状にし、また鍋に戻したら牛乳を入れて加熱していって最後にお好みの量で塩コショウを入れたらできあがりです。

定番のふりかけでいつでも栄養を摂取!

大根の葉っぱの活用法として定番中の定番であるふりかけのレシピはまず大根の葉っぱを1本分、醤油大さじ2、みりん大さじ2、かつお節2パック、ゴマをお好みで用意しましょう。

用意した大根の葉っぱは流水で綺麗に洗浄しておき、水気をしっかりとふき取っておきます。水気をふき取ったらみじん切りにしてできるだけ細かい状態まで縦と横共に包丁を入れていきます。フライパンに鍋に油を広げたら細かく切った大根の葉っぱを入れ、葉に含まれる水分を熱で飛ばしていき、かつお節を入れて更に炒めていきます。次に分量の醤油、みりんを入れて火にかけていき、パラパラの状態になるまでしっかりと炒めたら火から外して粗熱を取ります。熱が引いてきたら冷蔵庫に入れて保存すればご飯の上にふりかけとして食べたり、お弁当に入れるおにぎりなどと一緒に握るという活用方法があります。

【秘伝】大根の葉っぱの混ぜご飯

スープもふりかけもいいかもしれませんが我が家では大根の葉っぱは混ぜご飯になります。最近は葉っぱがすでに切られて販売されていることのほうが多いので少し高くても葉っぱ付きのを買うくらい美味しいです。

材料

  • 大根の葉っぱ(メイン食材)
  • 煮干し(サブ食材)
  • 料理酒(煮干し戻し用)
  • ごま油(炒める)
  • 甘口醤油(味付け)
  • ゴマ(味付け)

作り方

  1. 煮干しのはらわたを丁寧にとる。
  2. 煮干しを酒に浸して戻す。
  3. 大根の葉っぱを細かく刻む。
  4. ゴマ油で煮干しを炒める。
  5. 大根の葉っぱを加えてさらに炒める。
  6. 甘口醤油で味付けする。
  7. ゴマをふる。

我が家で使っている甘口醤油はくまモンのシールが貼ってある「ホシサンのあまくちしょうゆ」です。わたしのような関東人からすると「なんだこりゃ」的な味ですが、大根の葉っぱの甘みを最大限に引き出してくれます。九州独特の甘いお醤油なのですが煮物の味付けにも重宝しています。

ホシサン甘口醤油

大根の葉っぱを上手に活用していこう!

普段は捨ててしまう大根の葉っぱですが、実は栄養豊富で料理に使いたい存在です。使い方が分からないといった方も多いかもしれませんが、レシピを探っていけば非常に多くの使い道がありますので一度は大根の葉っぱを使ってみるのもいいですよ。