2017年9月28日更新

意外と知らないアーモンドの世界!栄養や効能は嬉しいものばかり!

アーモンド

アーモンドと言えばナッツの中でも女性に嬉しい効果や効能を得られる食品です。しかし、ピーナッツやカシューナッツ、くるみなどと比較すると得られるものに違いはあるのでしょうか?また、皮を剥いた方が良いのかも分かりませんから効果や効能、栄養などと併せて詳しくご紹介していきます。

  1. 目次
  2. ナッツの王様アーモンド
  3. アーモンドにはどれほどの栄養が含まれているの?
  4. アーモンドの効果や効能
  5. アーモンドを食べて体を綺麗に

ナッツの王様アーモンド

アーモンドと言えばテレビでも栄養豊富で女性に嬉しい効能があると報道された食品ですが、たくさん食べるとニキビができやすくなるという印象を持ち、食生活であまり摂らないようにしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、アーモンドはナッツの中でもよく食べられているカシューナッツやくるみ、ピーナッツよりも栄養が豊富に含まれているのです。

アーモンドを使った実験

アーモンドは太りやすいという声やニキビなどの肌トラブルを起こしやすいという認識のあるナッツですが、アメリカのハーバード大学で行った実験では18~50歳の方を対象に一日に適切な量のアーモンドを食べてもらった結果、多くの対象者の方に5キロ以上もの減量が見られたという実験結果があります。更に減量後一年経ってもリバウンドせず、体重を維持し続けられたという結果もあるため、アーモンドはイメージしているよりも悪い食品ではないのです。

一日のアーモンドの摂取量は?

アーモンドがいくら体に良い効果を表すといっても、気になるのは体重の増加だったり、美肌を妨げられるのではないか、という点があります。では一日に適したアーモンドの摂取量はどれくらいなのかというと、一日に20~25粒程度です。アーモンドは一粒が大きいですから、この量を実際に食べるとなると結構な量に値することになります。

アーモンドにはどれほどの栄養が含まれているの?

アーモンドは適切な量を厳守して食べていれば様々な効果効能を得ることができるナッツです。ではどんな栄養がどれくらい含まれているのか気になるところですので、早速アーモンドに含まれる栄養の数々を見ていきましょう。

アーモンドの栄養

アーモンドに含まれる栄養が豊富な理由から、別名「天然のサプリ」とも呼ばれていますが、実際に含まれている栄養にはビタミンEから始まり、カルシウム250mg、亜鉛3.6mg、マグネシウム290mg、鉄3.6mg、ビタミンB2が1.06mg、食物繊維10.1g、タンパク質19.6g、リン460mgと非常に豊富な含有量を誇る食品です。また、太ることを気にしている方はアーモンドのカロリーが気になることかと思います。100g当たり587kcalと一見高カロリーに感じられるアーモンドですが、不飽和脂肪酸というリバウンドが少ない成分が含まれているため、食べ過ぎなければ心配はさほど要りません。一日の適切なアーモンドの量は上記した通り20~25粒程度のため、カロリー計算すれば120~150キロカロリーと普段の食事を気をつけていれば特別に高いカロリーということでもないでしょう。

出典:「日本食品標準表2015年版(七訂)」

アーモンドの皮は剥く?

アーモンドを口にする前にちょっとした問題になっているのが「皮を剥くか剥かないか」です。アーモンドはローストして塩がまぶしてあるものが一般的ですが、火を通したアーモンドは栄養が損なわれてしまうという意見があり、そんな声を考慮して皮なしのアーモンドも販売されています。しかし、アーモンドに火を入れてもそこまで栄養が失われる心配は要りません。また、皮なしのアーモンドは酵素制御物質というものを解除しなければいけないため、8時間程度は水に浸水させておく必要があるので少々面倒です。

アーモンドの効果や効能

アーモンドはナッツ類の中でも栄養抜群で、くるみやピーナッツ、カシューナッツと比較しても健康や美容に良い成分がぎっしりです。ではそんな豊富な栄養を揃えたアーモンドからはどういった効果や効能を得ることができるのでしょうか。

アーモンドの効果

アーモンドには老化を早めるAGEという物質を減らす働きがあるため、血液内の糖分と融合し、体の糖化を防いでくれます。その結果、肌の老化を防ぎ、しみ、しわ、たるみといった加齢を原因とするトラブルから回避してくれるのです。また、ビタミンEが非常に豊富であることから活性酸素を原因とする酸化を予防し、血行を良くしてくれる役割も担うため、アンチエイジング効果を得ることが可能です。

更には善玉オレイン酸が脂肪分の約7割であるため、腸に生息する悪玉コレステロールのみを減らしてくれる働きで生活習慣病の予防や食物繊維の多さから便秘解消、そしてアーモンド20粒で玄米一杯半と同等の食物繊維が摂取できるため、ダイエット効果も得ることができます。

アーモンドの効能

次にアーモンドの効能ですが、効能にはマグネシウムが含まれていることで骨粗しょう症の予防になったり、貧血防止、むくみ予防、デトックス作用などあらゆる効能を得ることができるのです。特にアーモンドに含まれる食物繊維はごぼうの倍近い量を含んでいるため、便秘解消などに役立てたい方にはおすすめのナッツなのです。

アーモンドを食べて体を綺麗に

アーモンドは一見、肌荒れや太る原因を作る食品というイメージがありますが、そんなことはなく、反対に体の内側から美を叶えてくれる食品です。今まで体のことを気にしていた方でアーモンドを食べることを我慢していた方は今後、一日の適量を守りながら摂取してみてくださいね。