2019年8月15日更新
タコスとトルティーヤの違いとは?
メキシコ料理は知るほどタコスやトルティーヤ、ナチョスなど様々な料理を楽しめますが、特にタコスとトルティーヤの違いは分からないという人も多いでしょう。それぞれの違いは生地と具にあり、味付けも知れば知るほど深い料理だと感じさせます。今回はこれらの料理のカロリーやそれぞれの違いについて迫っていきます。
- 目次
- メキシコ料理のタコス・トルティーヤ・ナチョス
- タコス・トルティーヤ・ナチョスの違いはなんだろう?
- 基本のトルティーヤレシピでメキシコ料理の幅を広げよう
- タコス・トルティーヤ・ナチョスの違いはコレで完璧!
メキシコ料理のタコス・トルティーヤ・ナチョス
日本食を作り慣れた人や食べ慣れた人は他国の料理も楽しんでみたいと考えるでしょう。イタリア料理、フランス料理、韓国料理…と国によって美味しい料理や食べ物は世界中に溢れていますが、日本人でも食べたら病みつきになる料理と言えばメキシコ料理です。
メキシコ料理の特徴はとにかくスパイスをたくさん使った料理で一つ一つの料理にクセのある味わいをしています。まるでメキシコ人の性格を表しているかのように、華やかな料理の見た目は舌でも目でも楽しめます。
スープや唐辛子などのスパイスをたっぷりと使った料理、豆や肉を煮込んだ料理など様々な味覚を楽しめるメキシコ料理は、どの料理を取っても刺激的なのが特徴です。
その中でもメキシコ料理の定番であるタコス、トルティーヤ、ナチョスはいつでも食べたいくらい好きという人も多いのではないでしょうか。
メキシコ料理の気になるカロリー
華やかな見た目と濃い色合いはいかにもカロリーが高そうなメキシコ料理。気になるそれぞれのカロリーですが、まずタコスのカロリーは100gで226キロカロリーほど。トルティーヤもタコスと同じくらいのカロリーで237キロカロリーと少々お高めです。しかし、この二つよりもナチョスの方がカロリーは高く、100gで300キロカロリー前後もあるのでやはりメキシコ料理は続けて毎日食べていれば太りそうな料理です。しかし、これらの原料となっている食材はトウモロコシや豆、肉、唐辛子などなので美味しく体のことを考えた食事もできますよ。
メキシコ料理が美味しいわけ…グルメな国民性が関係する
日本人は薄味でも美味しいと感じられるような敏感な舌を持っており、食に関してはこだわりたいという人も多いですよね。いわゆるそんな舌が肥えた人でもメキシコ料理は美味しいと感じる人が多いのです。
そのわけはメキシコの食事情にあり、国民全体が美味しいものを、という風に考えて食事を心から楽しんでいます。メキシコはグルメな国でもあるのでタコスやトルティーヤ、ナチョスなどの本当に美味しい料理が流通しています。
また、メキシコでは食堂や屋台でこういった料理が販売されているのを良く目にしますが、値段がとにかくリーズナブルなので観光客でも気軽に求めやすいという嬉しい点もあります。
タコス・トルティーヤ・ナチョスの違いはなんだろう?
メキシコ料理で知りたいのはタコス・トルティーヤ、ナチョスのそれぞれの違いです。華やかで目にも嬉しい料理なのは全て同じですが、同じ華やかさであるが故にどういった違いがあるのか分からないという人も多い現状です。まずはタコス、トルティーヤ、ナチョスの違いについて詳しく知っていきましょう。
トルティーヤとは
メキシコ料理を体験する第一段階で知ることが多いトルティーヤとは、マサと呼ばれるトウモロコシの粉をこね、生地を作ったら薄く伸ばして焼いた薄いパンのようなものです。
タコスもナチョスもこのトルティーヤを使った料理のことを指し、いわばこのトルティーヤが親のような存在になっているというわけです。メキシコ料理の基本となるこのトルティーヤを使ったり、調理などで味付けして手を加えたものがタコスやナチョスなどの呼び方が違う料理になります。
タコスとは
タコスなどのメキシコ料理は基本となるトルティーヤを元として作られています。日本人でも食べたことがあるという人も多い知名度の高いタコスは、基本のトルティーヤを鉄板などで両面カリカリに焼いた後、お好みの肉、野菜、サルサなどの具を挟んでそのまま豪快に食べられる料理のことを言います。
薄いパンのようなトルティーヤの素材を生かして焼き、パリパリとした食感を楽しめるタコスは大人気料理ですよね。タコスに使用する具や材料は特にこれと言って決まりはないため、日本でも種類豊富な野菜を入れて多くの人に楽しまれています。
ナチョスとは
トルティーヤ、タコスに続いて触れていくのはナチョスです。ナチョスという料理はこれまた基本となるトルティーヤを丸い形に作り、油で揚げたトルティーヤにチーズを乗せてオーブンで焼いた後、サワークリームやサルサ、ワカモレなどを乗せた料理のことを指します。
トルティーヤを油で揚げたものは通称トルティーヤチップスやトトポスとも呼ばれていますよね。そんな揚げただけで美味しいトルティーヤチップスに更に様々な具を乗せて手をかけたナチョスは、お酒のおつまみや食事にもなる最高に舌を喜ばせてくれるメキシコ料理です。
基本のトルティーヤレシピでメキシコ料理の幅を広げよう
美味しいメキシコ料理の基本となるのはトルティーヤだとお伝えしましたが、このトルティーヤがあれば自分好みにタコスやナチョスを作ることができるというわけです。お家でも簡単に作れるので自宅でもメキシコ料理を味わいたいという場合はぜひ参考にしてみてください。
トルティーヤの作り方
【材料】
- 強力粉 150g
- 薄力粉 50g
- 塩 小さじ1/3
- オリーブオイル 大さじ2
- 熱湯 100~110mlの間
【レシピ】
- ボールに用意した粉物(強力粉・薄力粉)、そして塩を入れ、泡だて器で粉類を混ぜていきます。
- 粉類が混ざったらオリーブオイル、熱湯を続けて入れ、今度は菜箸を使って大きくかき混ぜます。
- 少しまとまった生地に触れ、触っても熱くない温度まで冷えたら手でしっかりとこねていきましょう。
- ラップにこねたトルティーヤの生地を包み、細長い形にしたら常温で30分程度生地を寝かせます。ただし、トルティーヤ作成当日に焼かない場合は冷蔵庫で保管し、焼き上げる1時間前に取り出して使いましょう。
- 時間が経ったら8等分にトルティーヤの生地をカットして麺棒で打ち粉をしながら薄くなるように生地を伸ばしていきます。
- 8等分した生地全てを薄く伸ばしたらフライパンを熱して中火で焼いていきましょう。しかし、フライパンには油をひかずに焼いていきます。
- 生地に焦げ目が付いてきたらひっくり返し、反対も焼いたら完成です。
【調理のコツ】
トルティーヤ生地は焼きすぎてしまうと食感が硬くなり美味しくなくなるので焼き時間に注意が必要です。様子を見ながら焼き目が所々に付いたらすぐに反対側を焼いていきましょう。また、焼きあがった生地は乾燥してしまうのでラップで乾燥しないようにするとより美味しく食べられます。
タコス・トルティーヤ・ナチョスの違いはコレで完璧!
タコス・トルティーヤ・ナチョスの違いについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。メキシコ料理に関わらず他国の料理は混合しやすいものが多いですが、最高に美味しいメキシコ料理はきちんと違いを知っておきたいものです。刺激的でクセのある味付けは何度食べてもクセになる美味しさなのでそれぞれの違いを知ってメキシコ料理を楽しんでみてくださいね。