2023年8月23日更新

ラズベリーの産地ごとの旬はいつ?保存方法や栽培できるのかを解説

ラズベリーに含まれている「ラズベリーケトン」に脂肪を分解するはたらきがあることが最近分かったラズベリーは、美容や健康にも優れた食品として注目を集めています。

しかし、ラズベリーは非常に痛みやすいため、正しく保存しないとすぐに傷んで食べられなくなってしまったり、カビが生えてしまうため注意が必要です。

そこで本記事では、ラズベリーの産地ごとの旬や保存方法などについて詳しく解説します。

  1. 目次
  2. 日本で食べられているラズベリーの特徴
  3. ラズベリーの代表的な品種は?
  4. 【産地別】ラズベリーの旬は?
  5. 旬のラズベリーを保存する方法
  6. ラズベリーは自分で栽培することもできる?
  7. まとめ

日本で食べられているラズベリーの特徴

日本では、国産のラズベリーと輸入ラズベリーのどちらも食べられています。

ただし、日本で出回っているラズベリーのほとんどがアメリカ産の輸入ラズベリーとなっており、国産ラズベリーの流通量は多くはありません。

輸入先はアメリカ・ニュージーランド・チリの3カ国が大部分を閉めています。

ラズベリーの代表的な品種は?

ラズベリーの代表的な品種は以下の通りです。

  • ヘリテージ
  • サマーフェスティバル
  • ファンタジーレッド
  • インディアンサマー
  • ジョイゴールド
  • ファールゴールド
  • ブラックキャップ
  • マリージェーン

このように、ラズベリーにはさまざまな品種がありますが、味はあまり変わりはなく、身の付き方や身の大きさ、収穫時期などが変わるだけですので、食べるだけであれば品種にこだわる必要はあまりないでしょう。

【産地別】ラズベリーの旬は?

ラズベリーは生産国によっても旬の時期が異なるため、日本ではほぼ1年を通して旬のラズベリーを味わうことができます。

国産のラズベリーとそれぞれの海外の産地のラズベリーの旬について詳しく解説します。

1.国産ラズベリーの旬

国産ラズベリーの旬は、6月中旬〜9月です。

国産のラズベリーは北海道・宮城県・長野県・福岡県などで生産されていますが、日本で消費されているラズベリーの1割ほどにしかみたないため、旬である6月中旬〜9月の旬の期間であっても一般的に流通されることは少なく、生産地のレストランや素材にこだわったレストランなどで提供されることがほとんどです。

国産ラズベリーを食べてみたいという方は、6月中旬〜9月の期間中にレストランやお菓子屋さんなどをチェックしてみるといいでしょう。

2.アメリカ産ラズベリーの旬

アメリカ産ラズベリーの旬は、4月〜9月です。

4月〜9月の期間に日本に出回っているラズベリーのほとんどがアメリカ産となっており、一般的に食べられるラズベリーがアメリカ産です。

3.ニュージーランド産ラズベリーの旬

ニュージーランド産ラズベリーの旬は、11月〜3月です。

ニュージーランドは南半球に位置しているため、日本やアメリカを含む北半球とは季節が反転しているため、11月〜3月がラズベリーの旬となります。

そのため、冬の時期に日本に輸入されるラズベリーはニュージーランド産のものが多く、冬でも旬のラズベリーを味わうことができるのです。

4.チリ産ラズベリーの旬

チリ産ラズベリーの旬は、2月3月です。

国産・アメリカ・ニュージーランドのそれぞれのラズベリーよりも旬が短いため、日本に輸入されることも少なくなっています。

旬のラズベリーを保存する方法

ラズベリーは非常に痛みやすい果物ですので、冷蔵庫での保存の場合は2.3日ほどと考えておきましょう。

また、ラズベリーは非常に酸化しやすいため、冷蔵保存する場合でもジップロックのような密閉できる保存袋などに入れると美味しさを保つことができます。

また、どうしてもすぐに食べることができない場合は、ラズベリー同士がくっつかないように並べて冷凍保存することで1ヶ月〜3ヶ月ほど保存することができます。

ただし、冷凍保存をしてもラズベリーの酸化や痛みを0にすることはできないため、旬のラズベリーは基本的に買ったその日に食べるようにすると美味しく食べることがオススメです。

ラズベリーは自分で栽培することもできる?

ラズベリーの苗木は、ホームセンターや花屋などで販売されていることがあるため、苗木さえ見つけることができれば自分で育てることも可能です。

ラズベリーは日本の気温や天候でも十分に育てることができるため、お庭などにスペースがある方は挑戦してみるのもいいでしょう。

ラズベリーが順調に成長すると、夏と秋に1回ずつ収穫できるため、1年間に2回旬のラズベリーを食べることができます。

また、日本でも育てやすいラズベリーの品種はインディアンサマー・マリージェーン・ジョイゴールドの3種類です。

まとめ

本記事では、ラズベリーの産地ごとの旬や保存方法などについて詳しく解説しました。

ラズベリーはアメリカ産とニュージーランド産の2カ国からの輸入のおかげで1年中旬のラズベリーを楽しむことができます。

また、国産のラズベリーが食べたい場合は自分で苗木を購入して栽培することも可能です。

ぜひ本記事を参考にして美味しいラズベリーを味わってみてください。