2018年3月19日更新

マグロの赤身は鉄分いっぱい!栄養やカロリーも知っておこう

マグロ(赤身)

みんな大好きなマグロ。赤身は安い値段で鉄分や栄養が取れるため特に人気です。そんな赤身は価格が安いですが、ツウなら大間マグロを通販で購入した方もいるでしょう。刺身としての食べ方がポピュラーですが、マヨネーズに浸すとトロになるとの噂もあります。そこでマグロの選び方やカロリーなども併せて解説します。

  1. 目次
  2. 国民レベルでみんな大好きなマグロ
  3. 良いマグロの選び方は?
  4. マグロの赤身の栄養成分
  5. マグロのカロリー
  6. マグロをマヨネーズに浸すとトロになる!?
  7. マグロの赤身をおいしく食べよう!

国民レベルでみんな大好きなマグロ

魚の中で日本人に最も人気があると言っても過言ではないマグロは様々な食べ方がありますよね。鮮度を楽しむためにそのまま刺身にして食べるのがポピュラーですが、他にも炙ったりマリネなどの食べ方もあります。中でも赤身は比較的安い値段で手に入れることができるため、食卓に色んな姿で並ぶことも多いでしょう。それほどマグロは私たち国民において非常に重要な食材と言えます。

マグロ好きにはたまらない大間のマグロ

マグロなどの魚好きは一度は見聞きしたことがあろう大間のマグロは下北半島大間町で一本釣りや延縄漁などで水揚げされます。

大間マグロの何がすごいかというと、築地市場で行われる初競りでなんと1億円以上もの値段がついたのがこの大間産のマグロです。魚なのにも関わらず、これだけの高額な価格がついたことは目にして驚いたという方もいるでしょう。それだけマグロ好きにはたまらない高級な大間のマグロは一度は食べてみたいほどの品です。通販でも大間のマグロが販売されていますが、300gで8000円以上する魚でもあるため、中々手が出せないという人も多いようです。

良いマグロの選び方は?

マグロは一般的にスーパーで購入する方が多いでしょう。鮮やかな赤色に輝き、陳列されている赤身はできるだけ良いものを選びたいものですが、正直どれも同じに見えると考えている方も多いでしょう。

そんなマグロの赤身などを選ぶ際は、色と筋を見てじっくりと選定していきましょう。マグロの赤身はパッと見たときにどれも赤い色をしていると感じますが、じっくりと見ていくと「透き通った赤色」と「濃いキツイ赤色」とに分かれます。

おいしいマグロの赤身は赤い色をしている中にも、おいしそうな色をしているものです。一方で濃いキツイ赤色をしているものは色合いは鮮やかで綺麗でも透明度を感じられないため、上記した透き通るような色の赤身よりおいしさは多少劣ると言えます。しかし、透明感を感じるものでも「白っぼいもの」は選んではいけません。マグロが白っぽくなってしまうのは色が飛んでいるからで鮮度が悪い証拠です。

また、良いマグロの選び方は筋も見ていきましょう。特にマグロの赤身に良く見られる筋ですが、この筋は横に斜めに伸びる筋が良いものです。陳列されたマグロを見れば違いが分かりますが、良くないものは横縞なのではなくまだらに伸びる線だったり、極端に曲がっている線があります。

マグロの赤身の栄養成分

マグロの栄養で最も知名度が高い鉄分は多くの方がご存じのことでしょう。しかし、何気なく食べているそんなマグロの詳しい栄養を知ることによってさらに取り入れる意識を高くしながら食べることができますので次はマグロの栄養とカロリーについて触れていきます。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

マグロは頭が良くなると昔から良く言われていますが、まさにその通りです。見聞きすることが多いあのDHA(ドコサヘキサエン酸)を含んでいるため、脳の情報伝達を滑らかに行い、記憶力の低下を防いだり気力をアップさせたり不安なども解消してくれます。

EPA(エイコサペンタエン酸)

マグロに含まれる栄養にはEPA(エイコサペンタエン酸)という上記したDHAと同じオメガ3脂肪酸の一種が含まれています。この栄養成分は取り入れると血液の流れを良くしてくれるため、血栓をできにくくし、心臓病の予防に役立ちます。

タンパク質

魚のタンパク質は中でも特に質が良いとされていますが、もちろんマグロも良質なタンパク質を含んでいます。脂質を多く取り入れてタンパク質を摂取しない現代人はマグロなどから摂取できる質の良いタンパク質を摂ることによって体を元気に維持してくれます。また、マグロには赤身の他においしいトロがありますが、タンパク質はトロよりも赤身に多く含まれるため、栄養を考えたら赤身を口にする方が良いのです。

他にも栄養いっぱい

マグロの栄養は他にも鉄分やビタミンB12、そしてカリウムなども豊富です。貧血やむくみでお悩みの方が多い現代では日常の食生活では中々摂取し切れない成分のため、マグロはそんな方たちの悩み解消してくれます。

また、核酸という老化を防ぐ成分も含まれているため、いつまでも若々しくありたいという方にはさらにおすすめの魚なのです。

マグロのカロリー

マグロと言えばおいしいトロが一番!と言う方も多いかもしれませんが、実はマグロの中でカロリーがあるのはトロです。トロの中には中トロや大トロがありますが、大トロの方がカロリーは高いです。おいしいものほどカロリーがあると考えてくれれば分かりやすいですが、マグロはマグロでもやはりトロのような部位になると高カロリーになってしまいます。

一方で赤身の部位はまさに低カロリーでヘルシーと言える程度です。トロが100g334キロカロリーだとすれば、赤身は100gでなんとたったの110キロカロリー程度しかないため、カロリーオーバーは免れたいという方は赤身を食べることをおすすめします。

マグロをマヨネーズに浸すとトロになる!?

一つの食べ物を何かと組み合わせるとまた別の食材の味になるといった情報は結構良く出回っているものですよね。代表的なもので例えるとプリンと醤油でしょうか。この2点は組み合わせるとウニの味になると言われていますが、果たしてマグロとマヨネーズを合わせてトロになるのでしょうか。

そんなマグロの赤身+マヨネーズはテレビで紹介されたのをきっかけに広まりました。

安価で購入できるマグロの赤身をマヨネーズに浸した方も多い様子でしたが、実際に検証してみた方たちの意見では「本当にトロになった」と絶賛の声を口にする方も多い様子です。

スーパーなどで安い値段で販売しているマグロの赤身をタッパーなどの保存できる容器に入れ、マヨネーズを赤身にたっぷり塗りたくり、そのまま5時間置いてから醤油をつけて食べるとあの高級なトロの味になるらしいです。

ではなぜマグロにマヨネーズなのかというと、マグロの切り身にはたっぷりの水分が含まれており、そのために油は浮かないのが普通です。しかし、マヨネーズに含まれる油の中には酢や卵などが入っているため、マグロの水分に馴染みやすくなり、マグロの脂質が増えてトロトロに感じるのだそう。少し勇気がいる組み合わせですが、マヨネーズを塗ってたっぷりと時間を置いているので意外にもおいしく感じられるのだとか。

マグロの赤身をおいしく食べよう!

マグロは栄養もたっぷりで毎日でも摂りたい食材です。刺身などで手軽に食べられることはもちろん、他にも様々な料理にアレンジすることが可能ですし、何より素朴な味わいが飽きをこさせない秘訣です。本間マグロなどの超高級マグロも存在しますので、日々のマグロをおいしく食べられるように手をかけてあげてくださいね。