2017年9月27日更新

おから(卯の花)は料理で大活躍!知っておきたい栄養やカロリー・効果などについて

おから(卯の花)

ダイエットの手助けをしてくれると有名なおから(卯の花)は手作りお菓子などの材料などに加えられており、今では浸透した食材でもありますが、栄養やカロリーについて気になったことがある方も多いのではないでしょうか。そんなおからの栄養や冷凍保存法、効果や日持ちする期間などを解説します。

  1. 目次
  2. 愛され続けるおから(卯の花)
  3. おからの栄養やカロリーは?
  4. おからの保存はどうすれば良いの?
  5. おからは女性の強い味方

愛され続けるおから(卯の花)

おから(卯の花)と聞けば健康や美容に良いというイメージが真っ先に出てくるでしょう。それほどダイエット食品の中に取り入れられており健康志向の方に使用され続けていますから、おから(卯の花)の価値は現代の見方からすると凄まじいパワーを持っていると言えそうです。

そんなおから(卯の花)はヘルシーな大豆をすり潰した際に発生し、それに熱を加えて作られたものです。「大豆のかす」という意味を含んでいるおからはそんな大豆から出たかすだからこそ嬉しい栄養がたっぷりと詰まっているのです。

おからは糖質が少ない

おからに含まれている糖質は非常に低く、100g当たりなんと1.5g程度しか含まれていません。近年になって糖質摂取問題は重視されるようになり、健康を考える方が多くなってきたために、糖質の摂取量を厳しく制限しているといった方もいることでしょう。そんな糖質が気になる方にも安心の数字をしていますから、ダイエットのサポート役として様々な面で活用されているのは優れた食品と言えます。

腹持ちが良いから普段の主食代わりに

おからは非常に腹持ちが良い点もここまで愛されている理由です。大豆のかすと呼ばれているおからは原料が大豆であるため、腹持ちが良いのも頷ける理由でしょう。中にはおから=甘みがあって太ると思っている方もいますが、低カロリーなおからは腹持ちの良さとプラスする役割があるため、ダイエットをしている方にこそ主食をおからに代えてみる価値があります。

おからの栄養やカロリーは?

上記でもカロリーのことに少し触れましたが、おからは低カロリーだけが売りではありません。なぜここまでおからがダイエットや健康に良いと言われているのかにはきちんと理由がありますのでおからの栄養など詳細について迫っていきます。

おからの栄養やカロリー

まず低カロリーだと言われているおからのカロリーですが、その数字はなんと100g当たり111キロカロリーしかありません。また、栄養に至ってはタンパク質から始まり、炭水化物、カリウム、カルシウム、食物繊維などが豊富に含まれています。さらにおからに含まれている栄養成分はあの体に良いと言われている豆乳よりも上をいく数字を誇っており、大豆に含まれる成分であるイソフラボンやレシチン、サポニンといった栄養成分も含まれているため、まさに女性には特におすすめしたい食品なのです。

おからから得られる効果とは

おからから得られる効果にはイソフラボンが含まれているため、女性が分泌するエストロゲンに似たような働きを行ってくれます。そのため、女性の美を象徴した体のラインや美肌、さらには骨粗しょう症の予防に加え、更年期障害などの辛い症状の改善などにも役に立ちます。

また、血液内のコレステロールを溶かしてくれたり、動脈硬化予防や肝臓の保護、記憶力を高める働きに血流の改善効果があるため、脂肪の蓄積予防にはうってつけなのです。さらにおからには大豆の炭水化物が含まれていたり、不溶性食物繊維なども含まれているため、便秘の解消に繋がったり腸で善玉菌のエサになってくれるため、腸内環境を元から整えてくれたりと女性にとっての嬉しい効果がたくさん得られます。

おからの保存はどうすれば良いの?

おからが健康や美容に良いと言われる理由が分かったところで、次は意外と知らないおからの保存方法についてです。おからは生の状態で購入し、すぐに使用する方も多いですから、正しい使い方をするためにも保存について見ていきましょう。

生のおからは傷みやすい

おからには乾燥したものと生の状態のものがありますが、生のおからは非常に傷みやすい性質をしているため、冷蔵庫などで保存すると持って2~3日程度です。日持ちができないおからですが、冷凍保存にすれば約1ヶ月程度は持つとされています。

冷凍でおからを保存する時は2通りのやり方があり、一つ目は生のまま冷凍する方法と2つ目は炒った後に冷凍する方法です。おからを生の状態で冷凍保存を始めていく場合は小分けにしてからジップロックなどに入れて冷凍するようにしましょう。

また、炒った後のおからは油などを使用させずに乾煎りした状態にしたものを同様にジップロックなどに入れ、小分けする方法があります。2通りの保存方法がありますが、乾煎りしたおからで冷凍保存した方が生の状態で保存した時よりも味の変化を最小限に抑えることができ、冷凍保存自体も長期的に行えるようになるため、冷凍保存する場合は炒った後に保存するようにした方が良いでしょう。

冷凍したおからの解凍方法

冷凍したおからは使う時に解凍が必要となりますよね。おからの解凍方法はレンジなどの解凍機能などを使用するのではなく、必ず自然解凍するようにしましょう。おからは熱に当たると傷む心配があるため、手順としては冷凍庫から冷蔵庫へ半日程度、そして室内の常温の場所に自然に解凍して使える程度の姿になってから料理などに使うと良いでしょう。

おからは女性の強い味方

そのまま食べるおからは食感が少しパサパサしており、大豆のかす感を感じますが、料理やお菓子などアレンジの仕方によっては非常に食べやすくおいしいものに変化します。今までおからは太ると思っていた方もそんなことはありませんので、おからが発揮する効果を最大限取り入れてみてくださいね。