2017年9月26日更新

きな粉好きの人必読!太ると聞くきな粉の原料や保存法を一挙大公開!

きな粉

きな粉はカリウムを多く含み、何にでも合うことから本当に太ることはないのか気になってしまいますよね。そんなきな粉はうぐいすや黒豆、ごまといった種類があるため、様々な味覚で楽しめますが、原料や保存は冷凍で良いのか、そして栄養成分のことがもっと知りたいところですので、きな粉についてご紹介していきます。

  1. 目次
  2. きな粉について知ろう
  3. きな粉の種類はうぐいす・黒豆・ごまなど
  4. 保存方法はどうするの?
  5. きな粉はお好みで使い分けよう

きな粉について知ろう

和菓子などのチョイ役として人気のきな粉は原料が大豆であり、その大豆を炒る方法で皮を剥いてから挽いた粉のことを指します。そんなきな粉は「黄な粉」とも呼ばれ、加工された大豆は独特の臭みが消失して何とも良い香りの食品として生まれ変わります。

きな粉の用途をもっと知ろう

きな粉と聞いてあなたは何を連想するでしょうか。和菓子としてのイメージが強いきな粉は、餅などと一緒に組み合わされることが多いと感じますが、他にも牛乳と一緒に飲んだり、アイスの原料、若しくは安倍川もちやきな粉飴、ぼた餅や鶯餅、二軒茶屋餅などにもきな粉の登場する場面があります。

青い大豆を原料としたきな粉も

きな粉は大豆の黄色い部分が粉状となって表れていますから、当然きな粉の色も黄い色をしています。しかし、中には原料を青い豆にしたものもあり、一般的に知名度の高いあのきな粉のような見た目ではなく淡緑色の粉状になっている姿のため、きな粉と一口に言っても様々な種類が存在しているのです。

きな粉の種類はうぐいす・黒豆・ごまなど

きな粉が大好きな方は料理やお菓子、飲み物だけではなく、まだまだ他にも自分流のアレンジ方法を試して日々楽しんでいるかもしれませんね。砂糖の含まれていないきな粉は甘さがないですが、お好みで砂糖を加えればあっという間に自分だけのきな粉となりますから、ストックを切らさないという方も多いでしょう。しかし、そんなきな粉にはまだまだ種類が存在することをご存じでしょうか。詳細に迫っていきます。

うぐいす・黒豆・ごまのきな粉

一般的にきな粉と言えばあの黄色の粉末ですが、うぐいすきな粉と言って淡い色をした緑色のきな粉が存在します。うぐいすと言ってもイメージするよりも薄い色味ですので、あまり気にならずに使うことができるきな粉です。

対して黒豆やごまのこな粉は一般的なきな粉に含まれる栄養成分にプラスして黒豆やごまの栄養成分が取り入れられるきな粉であり、アントシアニンといった成分やイノシトールという動脈硬化や脂肪肝などの予防に役立つ成分などが含まれているため、きな粉として食べるとそれらの成分も摂取することが可能です。

栄養成分はどうだろう

きな粉の栄養成分はまずカロリーは100g当たり450kcalで、栄養成分にはレシチンやビタミンE、カルシウム、食物繊維、カリウム、タンパク質、脂質、炭水化物、リン、鉄、亜鉛などの栄養成分がぎっしり含まれています。特にカリウムに至っては100g当たり2000mgも含有量があるため、体内に蓄積された塩分の排出には非常に役立ってくれるでしょう。

しかし、きな粉は活用方法が広く、餅などにかけて食べたり、牛乳などに溶かして飲んだりといった摂取方法があるため、たくさん口にできるところが魅力ですが、あまりにも多量に摂取しすぎるとカロリーや脂質が高いため、太る可能性が高まります。

もし飲み物などに溶かして飲むなどの方法を取る場合は1日4杯以上飲む方は気をつけた方が良いでしょう。

出典:「日本食品標準表2015年版(七訂)」

保存方法はどうするの?

きな粉の栄養成分が分かったところで次は保存方法を見ていきましょう。おいしく食べられる機会の多いきな粉ですが、一度に販売している量が多いため、使いきれずに保存しておこうと考える方もいますので、適切な保存を実行して長持ちさせていきましょう。

きな粉の保存方法

きな粉を保存する時は、常温保存でも問題ありませんが、高温多湿の場所での保管は適しません。また、記載してあるきな粉の賞味期限は未開封時のものですので、開封した後はなるべく早めに食べきってしまうのがベストです。きな粉が袋などに入っている場合は空気を抜いてから密閉するようにすれば冷暗所で約1ヶ月程度は持ちが持続します。

冷凍保存でもOK

きな粉の保存は冷蔵でも可能ですが、さらに長期的に保存したい場合は冷凍で保存すると良いでしょう。きな粉は冷凍庫で保存しても固まらず、風味や香りなどが逃げにくくなるため、購入したきな粉をあまり使わない方や長期的に様々なものに使いたい場合は冷凍保存を選んでも良いでしょう。

きな粉はお好みで使い分けよう

きな粉は一般的な黄色い粉末状のものが知名度が高い傾向にありますが、種類の中には淡い緑色をしたうぐいすきな粉や黒豆やごまのきな粉など様々な種類のきな粉が存在します。食べやすいきな粉は和菓子などにも使用でき、時にはきな粉の味や風味を堪能するために飲み物などに混ぜて飲んだりと摂取方法も簡単ですから、あなた好みにきな粉の種類を使い分けてみると良いですね。