2017年9月12日更新

ジャイアントコーンの種類や栄養には何があるの?気になるカロリーや糖質も一挙公開!

ジャイアントコーン

とうもろこしの種類であるジャイアントコーンは見た目が豆ほどもある形をしており、産地はペルーなのですが、ある場所から離れると育たない不思議な特性を持つ粒です。おつまみとして愛されていますが、ダイエット中の方にも良いとのことなので、栄養やカロリー、気になる糖質のことなどについても触れていきます。

  1. 目次
  2. ジャイアントコーンの特徴
  3. カロリーや糖質について
  4. ジャイアントコーンはダイエット向き
  5. 栄養を知ろう
  6. おわりに

ジャイアントコーンの特徴

ジャイアントコーン

とうもろこしの種類の一つであるジャイアントコーンは、産地がペルーで見た目は豆のような形をしています。とうもろこしの一種だと言ってもその大きさを比較すると倍以上にもなるため、本当に同じ種類のものなのか疑ってしまうほどです。

ペルーのウルバンバ村でしか育たない

ジャイアントコーンの産地はペルーの中南米に位置するウルバンバ地方にあるクスコから離れたウルバンバ村という場所に存在しており、高さが3500~2900メートルの範囲で、しかもそのまたごく限られた地域にだけ存在を置いています。そして不思議なことに、このジャイアントコーンはこの場所から少しでも離れた場所になると種子が大きくならない特徴を持っており、日本はもちろん、他の地域でも生産ができないトウモロコシなのです。

ちなみに正式名称はベルビアン・ホワイト・ジャイアントコーンと言い、白い種子であるジャイアントコーンの特徴をそのまま名前にしているかのように感じられます。

房の大きさは変わらない

とうもろこしの黄色とジャイアントコーンの白色は目で見て確認できるほど違い、大きさもとうもろこしの2倍以上もの大きさをしています。種子が大きいのもジャイアントコーンの特徴と言えるべき点ですが、房の大きさはとうもろこしと大差がないため、そういったところもただ不思議と感じる存在でしょう。

カロリーや糖質について

産地や不思議な育ち方が分かったところで、次はダイエット中の方が最も気にするカロリーや糖質についてです。食卓に出る機会の多いとうもろこしは馴染みすぎたところもあってか、あまりカロリーや糖質など気にならない部分がありますが、ジャイアントコーンは形も大きいだけあって気になるところです。

カロリー

ジャイアントコーンのカロリーはおつまみなどで調理されているフライなどであれば100g当たり435kcalです。フライとして認識すればそこまで高くはない数字ですが、アルコールと一緒に摂取することを考えると少し恐怖を覚える数字になるかもしれません。

また、基本的にジャイアントコーンはフライにされ、プラスして味付けされて出回っているものがほとんどを占めています。1粒のカロリーは約4.4kcalで他に流通している豆などと比較すれば低めに感じられますが、問題はこの部分だけではないのです。

糖質が高め

最近ではカロリーの他にも糖質という項目がチェックされることが多くなりましたよね。糖質が高い食品ばかりを摂取すると痛風になりやすいという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。そんな糖質はジャイアントコーンにも含まれており、残念ながら豆類と比較すると糖質の高さが気になるところもジャイアントコーンが持つ特徴です。

しかし、そんな問題を上回る魅力が隠されているところもあるため、一概に体に悪いとは言えないのです。

ジャイアントコーンはダイエット向き

糖質が高く、しかもフライで味付けのされたものが主流となっているジャイアントコーンは健康を害しそうだと感じてしまいますよね。ですが、もっと実態を探っていけば実はダイエット食に向いているということが判明してくるのです。

空腹感を抑える

ジャイアントコーンの最大の魅力には腹持ちの良さが挙げられます。空腹を感じなくなる頻度が減るということはダイエット中の方にも嬉しいですし、何より重要な効能だと言えます。また、便秘解消や肌を綺麗にする効能も持っているため、女性に最適な食品と捉えられるでしょう。

ダイエット中は不足しやすい栄養素を効率良く摂取するためにナッツ類などを積極的に取り入れている方も多いように感じられますが、満腹感がなく、すぐにお腹が空いてしまうのが難点です。しかし、ここでジャイアントコーンを取り入れれば腹持ちを良くするだけではなく、思うように食べられないストレスの減少にも役立ちます。便秘解消の効能もあることで腸内を綺麗にしてくれるので、むしろダイエット中の方にこそおすすめしたい食品なのです。

ただし食べ過ぎはNG

おやつとしてもおつまみとしても最適なジャイアントコーンはフライと味付けがされているものが基本となるため、美味しいからと言ってガツガツと食べるのはNG。他の豆よりも糖質が高く、1粒あたり約0.67g程度はあるため、連続して大量に食べていれば当然ですが肥満に繋がります。

しかし、美肌を作ってくれたり便秘解消、運動を行う前の栄養補給としてや疲労を回復させることにも役立ちますので、適切な量である50粒程度を目安に厳守し、ダイエットの味方になってくれるような使い方をしていきましょう。

栄養を知ろう

限られた地域でのみ育つジャイアントコーンは不思議な力を持っていそうで栄養面からしても特別なものを感じられますよね。与えてくれる効能が多いので、それに比例して栄養面も豊富になります。

やっぱり豊富な栄養成分
ジャイアントコーンに含まれる栄養成分にはやはり豊富なことが伺えます。例えばタンパク質は100g当たり5.7g含まれており、食物繊維は10.5g、ナトリウムは430mg、カリウム110mg、リン180mgという多さがあります。また、鉄、亜鉛、マンガンなども含まれ、ビタミンB2やビタミンEなども含まれるため、美肌や便秘解消の働きがあるのです。

フライにされる前のジャイアントコーンが手に入ったら

フライと味付けがされている加工のものが基本ですが、加工される前のジャイアントコーンを入手できる時もあるでしょう。その場合はとうもろこしと同様の食品に当たりますから、通常通り醤油をつけて火を入れてみたり、スープなどにして食べてみるのも美味しくいただくことができます。

おわりに

特定の場所でしか育たない不思議なジャイアントコーンをご紹介しましたがいかがてしたでしょうか。あまりたくさん食べてしまうと肥満に繋がることもあるので注意しながら食べたいところです。いつものおやつ代わりにすれば空腹感を感じる頻度も減るので是非活用しながら美味しく食べてみてくださいね。