2017年1月16日更新

チャービルとは? その効果・効能から使い方まで!

チャービル

チャービルというハーブをご存知でしょうか。
パセリとよく似ていますが、それよりも淡く、繊細なレース状をしていて、肉や魚料理はもちろん、前菜やスープ、デザートまで、幅広い料理の彩りに重宝されています。ですから、名前は知らなくても、目にすると「ああ、これか」と思うかもしれませんね。
このチャービル、たしかに見た目に美しいですが、はたして本当にただ飾りとしてもちいられているのでしょうか。チャービル自体に栄養は? 効果や効能は?
そのあたりを幅広く調べてみました。

  1. 目次
  2. チャービルとは
  3. チャービルの効果・効能
  4. チャービルの基本的な使い方
  5. チャービルってどうやって保存するの?
  6. チャービルの育て方
  7. チャービルの注意点

チャービルとは

チャービルって何?

チャービルはセリ科・シャク属のハーブで、ロシア南部から西アジアにかけてが原産です。
ほのかな甘みと爽やかな香りが特徴で、肉料理や魚料理、サラダやスープなどさまざまな料理に重宝されています。
ちなみに、チャービルはハーブを目的に栽培されるため、ガーデニングなど、花を目的に育てられることはほとんどありません。

チャービルとセルフィーユの違いって?

同じです。
ちなみに、チャービルの別名はセルフィーユのほかにもウイキョウゼリ、フレンチパセリなどがあります。

チャービルの栄養成分は?

チャービルは、ビタミンB群、ビタミンCのほか、鉄、マグネシウムなどのミネラル、カロテンなど多くの栄養素を含んでいます。

チャービルの種類は?

チャービルには、大きく分けて二種類あります。

ルートチャービル

根チャービルとも呼ばれます。その名の通り根をおもに利用するチャービルで、スープやシチューの具として使われることが多いです。

チャービル

一般的に使われるのは葉を利用するタイプで、こちらはただ単にチャービルと呼ばれます。つまり、レシピなどでとくに注記がなければ、チャービルの葉のことだと解釈してもいいでしょう。ただし、ルートチャービルの葉には毒があるので、そちらで代用することはできません。最初から、きちんと葉を利用するタイプを購入するようにしてください。

チャービルの効果・効能

チャービルには、胃腸の調子を整えて消化吸収を助けたり、新陳代謝を促して体内から毒素を排出したりする効能があります。
そのほかにも、以下の効果が期待できますよ。

  • 疲労回復
  • 血行改善
  • 生活習慣病の予防
  • 抗酸化作用

チャービルの基本的な使い方

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チャービルは、ハーブティーとしてはもちろん、料理の風味づけやデザートの彩りとしてもポピュラーなハーブです。
葉の見た目がパセリに似ているので「グルメのパセリ」と呼ばれることもありますが、その名のとおり、パセリを使う場面はもれなくチャービルに置き換えることができます。パセリよりもチャービルを使うほうが風味が増すので、代用というよりグレードアップかもしれませんね。
ただしチャービルは、熱を加えると香りも効能も弱くなってしまいます。使うのなら、料理の仕上げに加えるようにしましょう。

チャービルを使って料理をするなら……レシピは?

チャービルは、香り付けや彩りとして使用するのが一般的ですから、サラダやケーキの飾りつけとしてもちいるのがいいでしょう。
また、肉料理や魚料理ももちろんですが、特に相性がいいのが卵料理。オムレツならフライパンに卵を流し、返す直前にチャービルを入れて、できるだけ火を通さないようにします。
また、チャービルを刻んでドレッシングに混ぜると、一段と味わい深くなりますよ。

美味しいチャービルティーのコツ

ティーにしたチャービルはとても淡い味わいですから、人によっては物足りないかもしれません。
そういうときは、スペアミントやレモンバームを加えると風味が増すほか、チャービルで得られる効果もより強くなりますよ。

チャービルってどうやって保存するの?

チャービルの保存方法は、冷蔵です。

買ってきたらすぐに水につけ、シャキッとなったら濡らしたキッチンペーパーで包んでタッパーなどの密閉容器へ。
キッチンペーパーは、乾いたらまた湿らせるようにしてください。ただし、水腐りを起こすので、水につけっっぱなしでの保存はいけません。

チャービルは冷凍保存しても大丈夫?

チャービルは冷凍保存に向きません。
香りも味も、効果も薄れてしまいます。

チャービルの育て方

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チャービルって家庭で栽培できる?

家庭でも手軽に育てられます。
通常、チャービル単独ではパンチの弱いお茶になりがちですが、つみたてのチャービルで入れた場合は全然違います。
ハーブティーが好きな人には、ぜひ育てて欲しいハーブの一つがこのチャービルです。

チャービルの基本的な育て方

チャービルは、暑さと乾燥に弱いです。
そのため、直射日光の当たらないあたたかい場所で育てるといいでしょう。ちなみに、チャービルは移植を嫌いますから、苗ではなく、種を花壇やプランターにまいて育てることが大切です。
発芽したら間引きを繰り返して、最終的に一本にするのですが、途中で間引いたものもティーや料理に使うことができますよ。

チャービルの注意点

チャービルはセリ科の植物ですから、セリにアレルギーのある人は避けなければいけません。
ただしチャービルは、GRAS(一般的に安全と認識されている物質)に分類されているハーブですから、副作用などの心配はありません。アレルギーの心配さえなければ、安心して日々の料理やティータイムに利用しましょう。
きっと、一味違った料理が楽しめるようになりますよ。