2017年5月19日更新

ショートニングとは?使い方や代用できるものはどんなものだろう

ショートニング

ショートニングってお菓子のパッケージの原材料に記載されているのを見かけませんか?ショートニングってどんな使い方ができるのでしょう?ここではショートニングとはどのようなものであるか調べました。使い方から代用までをお話しします。

  1. 目次
  2. ショートニングとは
  3. ショートニングがないときに代用できるもの
  4. ショートニングの保存方法と賞味期限
  5. ショートニングとマーガリンやファットスプレッドとの違いは?
  6. ショートニングとバターとの違いは?
  7. お菓子やパンに含まれているショートニング

ショートニングとは

ショートニングとは製菓子、製パンなどに使われる油脂製品です。口当たりをよくするための食用油脂で、色は白く無味無臭であるのが特徴です。

ショートニングの原料は?

原材料は精製した動植物の油や、魚油、鯨油、菜種油、大豆油などです。ショートニングはこれに10~20%窒素ガスや炭酸ガスと乳化剤を混入して半固形にした油脂食品です。

ショートニングの成分とカロリー

100g中のカロリーは884kcalです。

成分は脂質を構成する脂肪酸に飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、α-リノール酸)、ビタミン(E、K、パントテン酸、コリン)、ミネラル(ナトリウム、カルシウム、鉄)、トランス脂肪酸が含まれています。

ショートニングの使い方は?

お菓子やパン、アイスクリームなどを作る時に材料に練り込み、食品に滑らかさやサクサク感をだします。そのほかフライドポテトやフライドチキンの揚げ油やめん類(ラーメン)などの油に使われます。食品工業用の材料として使われることが多いですが、最近は一般家庭でもパンやお菓子作りやその他の調理に使われています。

ちなみにクッキーやパイなどはショートニングを添加するとサクサクと砕けます。この砕けやすさをショートニング性といいます。

フライドポテトなどの揚げ物に使用する理由

ショートニングは常温では固体になるため揚げた後ベタッとせずにカラッと感を保てるからです。油が固まってくれれば油がにじみ手がベタベタになることを防いでくれます。

ショートニングがないときに代用できるもの

マーガリンや常温に戻したバターを代用して使います。ショートニングは無味無臭のため、マーガリンやバターを代用した時は出来上がりの風味が変わることはわきまえておきましょう。ショートニングはもともとラードの代用として作られた油脂食品です。ショートニングがなければラードも代用できます。

ラードとは

ラーメンの油と言えば想像がつくでしょうか。ラードは豚の脂肪全般のことです。豚脂(とんし)とも呼ばれます。豚の脂肪から食用に精製した油をラードとよび、白く無味な油の塊です。カロリーは高く100g中940kcalです。栄養成分にコレステロールが高いのが特徴です。

ショートニングの保存方法と賞味期限

そんなにたくさん出番のないショートニング。購入後はどのように保管すればよいのでしょうか?また保存方法と一緒に賞味期限を調べました。

ショートニングの保存方法

ショートニングの保存方法は直射日光と高温多湿をさけ常温・冷暗所で保管してください。酸化しやすいので空気に触れないようにしっかりと蓋をするか、ラップなどに包んで保管しましょう。開封後も常温で大丈夫です。冷蔵庫で保管すると油脂が固まってしまい使いづらくなってしまいます。

ショートニングの賞味期限

パッケージ上に表示されている賞味期限とは未開封状態で、定められて保存の仕方できちんと保管したものに対してその品質が保てる期限です。賞味期限が過ぎたからと言ってすぐに使えなくなるというわけではありませんが、期限を過ぎたものは色が変わったり品質が落ちてしまうことがあります。やはり決められた期間内に使いきることがおすすめです。開封した後ですが、ショートニングは科学的に安定して腐らない油だと言われているようですが、体に害を及ぼすトランス脂肪酸が増加してしまうのでできるだけ早く使いきることをおすすめします。

ショートニングとマーガリンやファットスプレッドとの違いは?

ショートニングとマーガリンやファットスプレッドとの大きな違いは、水が含まれているかいないかです。ショートニングには水が含まれてなく、マーガリンやファットスプレッドには水が混ぜられています

ショートニングとバターとの違いは?

お互い主成分が脂質で固まった食用油ということで代用に使えますが、もともとショートニングとバターは原料、作り方、味が違います。

バターとは

バターの原料は牛乳を分離させたクリームです。バターはこれを練るなどの作業を加えて凝固させた食品です。種類は乳製品に属します。少し黄色みを帯びています。原料を発酵させて作る「発酵バター」、発酵させない「無発酵バター」があり、さらにそれに食塩を添加した「有塩バター」、「無塩バター(食塩不使用)」の種類があります。日本で一般に手に入るバターは「無発酵・有塩バター」か「無発酵・無塩バター(食塩不使用)」がほとんどです。

バターの成分とカロリー

カロリーは100g当たり717kcalです。

主成分の脂肪を構成する脂肪酸には飽和脂肪酸、オレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸(少量)が含まれ、その他の栄養素は炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラル、水分、コレステロールが含まれています。

お菓子やパンに含まれているショートニング

以前は食品工業用の油脂食品の材料として使われていましたが、現在は家庭でも本格的にお菓子やパンを焼く家庭が増え、ショートニングを買い求める方も増えました。無味無臭の油脂食品。代用は家庭の冷蔵庫にある普通のバターやマーガリンで代用が効きますがバターやマーガリンには味が付いているのでそれを踏まえて代用してください。

もともとは豚の脂の代わりに作られたショートニング。もしラードがあるなら、ラードも代用に使えますよ。酸化しやすい油ですので、保存方法をしっかりして、できるだけ早めに使い切ってしまうことがおすすめです。