2021年3月5日更新

シュウマイはおかずにならない?その理由と副菜に変える方法

シュウマイ

ぎゅっと詰まったお肉を口いっぱいに楽しめるシュウマイですが、そのまま食べるならおいしいのに、ご飯のおかずにはならないと感じている方も多いでしょう。おつまみとしては最適ですが、時にはおかずとしても楽しみたいですよね。そこで、シュウマイをご飯に合う副菜にする方法と、シュウマイに合うおかずをご紹介します。

  1. 目次
  2. シュウマイはおかずにならない?
  3. 副菜として!シュウマイをおかずに変える方法
  4. シュウマイに合うおかずは?食卓を寂しくさせないチョイ足し副菜
  5. 幅広いアレンジが可!シュウマイを上手に扱ってみよう

シュウマイはおかずにならない?

皮で包まれたお肉を楽しめるシュウマイですが、同じような食品では餃子などとイメージが被る印象があるため、餃子と同じようにシュウマイにも醤油、酢などを混ぜたものに付けて食べるという方が多いようです。単体で食べるならおいしく頂けますが、ご飯のおかずとなると何となく相性が悪いと感じてしまいます。しかし、あと一品欲しいというときに食卓に並ぶと嬉しい料理でもありますから、シュウマイの良さを様々な面で生かせたら良いですよね。

シュウマイはなぜおかずにならないのか

シュウマイがおかずにならないという人もいれば、反対にご飯のおかずに最適だと言う人もいるでしょう。食べる側の育ってきた環境や価値観でもシュウマイのような食品はおかずになるかどうかが分かれます。

しかし、中国などの国では小麦粉を原料とする料理は基本的に主食のカテゴリーに入ります。日本では小麦粉でできた食品をおかずにするのかどうかは人によって異なりますが、国内でもお好み焼きとご飯がセットで付いてくる大阪スタイルがありますから、シュウマイもおかずになると感じる人とならないと感じる人に自然と分かれると言えます。

シュウマイがおかずにならないのは「飽き」も考えられる

シュウマイや餃子、ワンタンや麺類などの小麦粉から作られたものは、その料理に合った調味料に付けて食べることが一般的ですが、シュウマイや餃子は醤油をベースにお好みで酢を足したり、ラー油を混ぜたりと意外と幅が狭い食べ方が馴染んでいます。

しかし毎食ではないものの、たまに出てくるシュウマイや餃子を醤油ばかりで食べていては当然飽きがくる方もいるでしょう。シュウマイに手を加えてみたり、調理法を変える、付けるタレを別のものにするだけでシュウマイはご飯のおかずとして副菜の一品に変えることもできます。

崎陽軒のシュウマイがおかずにならない

シュウマイという食べ物がすべておかずにならないのではなく、崎陽軒のシュウマイがおかずにならないのだと私は思います。

この記事を書こうと思ったのは崎陽軒のシュウマイを食べたからです。崎陽軒のシュウマイは「固い」んです。
温めても食感は固く醤油をつけてご飯を頬張っても口の中で混ざりにくいため美味しく感じられないのです。

そこで味の素の冷凍シュウマイを試してみると、まさにおかず!!

崎陽軒のシュウマイは「冷めてもおいしい」という基本コンセプトで駅弁として開発されたために家庭で温めて食べたらおかずにならないと感じてしまうのかもしれません。

副菜として!シュウマイをおかずに変える方法

醤油をベースにして食べるシュウマイはもちろんおいしいですが、ご飯のおかずにするには少々足りないと感じる方や、もう少しパンチが欲しいと考える方も多いでしょう。
下記からはシュウマイをおかずにチェンジする方法をご紹介します。

付けタレを味変する「ネギポン酢」

醤油の味に飽きたり、付けタレとしてもおかずにならないという場合は、ネギ×ポン酢でさっぱりとシュウマイの味を引き立てるタレにアレンジするのもおすすめです。ネギを加えることでツンと抜ける風味がプラスされ、ポン酢のパンチが効いた酸味と旨味がおかず感をぐっと引き立ててくれます。

ネギポン酢の作り方

長ネギを好きなだけみじん切りし、好きなだけポン酢を加え、最後に大さじ1程度のごま油を入れ混ぜる。

酸味と甘みのバランスが良い「シュウマイケチャップあんかけ」

単調な味のシュウマイはケチャップをベースにした酸味と甘みが楽しいあんかけにアレンジするのもおいしいですよ。もちもち食感のシュウマイにとろみのあるケチャップ風味はご飯のおかずとして大満足です。

作り方はこちら(クックパッド)

シュウマイから変えていく「揚げシュウマイ」

基本的なシュウマイは皮に包まれているお肉なので食感はもちもちとしています。そんな柔らかい食感もシュウマイをおかずとして見られない要因かもしれません。そんなときは高温の油でカラッと揚げれば、ご飯のおかずとして何個でも食べられます。

作り方はこちら(クックパッド)

こってりおかずでご飯が進む「照り焼きソースシュウマイ」

シュウマイは比較的パクパクと食べられるあっさり寄りの味をしています。調味料を付ければそれなりにおかずとして濃い味にはなりますが、インパクトに欠けると感じる方もいますよね。より副菜としてシュウマイを食べたい場合は、多くの家庭で常備している醤油、酒、みりん、砂糖を煮詰めて味付けした照り焼きソースシュウマイもおいしいですよ。シュウマイにタレが絡まっている状態のため、おかずとして抵抗なく食べられます。

作り方はこちら(クックパッド)

シュウマイに合うおかずは?食卓を寂しくさせないチョイ足し副菜

アレンジが難しそうと思われがちなシュウマイですが、揚げたり他の調味料と合わせることで驚くほど副菜らしくなることが分かりました。しかし、シンプルにシュウマイをおかずのメインにしたい場合、シュウマイの存在を邪魔しない合うおかずについても気になるところです。下記からはシュウマイと並べても違和感のないおかずをご紹介します。

たくさん食べたいときのシュウマイに合うおかず

麻婆豆腐

中華料理に合いやすい定番のおかずと言えば麻婆豆腐です。簡単にパパッと作れて見栄えも良いため、シュウマイと組み合わせやすいおかずの一つです。

↓↓↓ひき肉を追加するとGOODです。

チンジャオロース

シュウマイが比較的あっさりしているため、もう少し濃いおかずが欲しいときにチンジャオロースは良く合います。チンジャオロースを食べながらシュウマイで箸休めという食べ方も良いですね。

作り方はこちら(クックパッド)

エビチリ

中華料理と合うガッツリ系のおかずで定番なのがエビチリです。シュウマイの控えめな味わいを引き立たせるパンチの効いたエビチリは、シュウマイと並ぶおかずとして文句なしです。

基本のエビチリ
プリプリのエビの食感が楽しめ、子どもから大人まで人気のエビチリ。今回手軽なむきエビを使って基本的な作り方をご紹介します。辛さはお好みで加減してください。

シュウマイを主役にさせたいときに合うおかず

ニラ玉炒め

シュウマイをメインに食卓を飾りたいという場合は、ニラ玉炒めであっさりとした献立にするのも良いでしょう。黄色と緑のコントラストで単色であるシュウマイをメインにした華やかな食卓が出来上がります。

5分で完成!疲労回復!簡単ニラ玉
ニラと卵は栄養の面でも抜群の相性です。 疲れた時はササッと作って元気も回復ですね。 お弁当のおかずにも、ビールのおつまみにも最適です。

豆腐のなめこあんかけ

なめこのとろとろとした食感とシンプルな食感の豆腐を合わせたおかずです。しっかりと味付けをすればシュウマイと一緒に出しても満足感のあるおかずになります。ヘルシーさを取り入れたいときにも合うおかずになりますよ。

作り方はこちら(クックパッド)

チャプチェ

シュウマイとセットにするとちょうど良いボリューム感のチャプチェもおかずの一つとしておすすめです。野菜もたっぷり摂れるチャプチェは栄養も彩りも与えてくれます。

作り方はこちら(クックパッド)

春巻き

カラッときつね色に揚がった春巻きは香ばしいおいしさがシュウマイと良く合います。カリカリに揚がった春巻きのあとに食べる優しい食感のシュウマイはより一層ご飯が進みますよ。

基本の春巻きは具材がたくさんで少々面倒です。このレシピはキャベツとひき肉だけなのでGOODです。

作り方はこちら(クックパッド)

幅広いアレンジが可!シュウマイを上手に扱ってみよう

シュウマイについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。自分で作っても良し、冷凍モノも良しの手軽に食べられるシュウマイは、低価格でお腹を満足させてくれる一品です。時には濃いめの味付けをしてガッツリと食べられるおかずに変身させてみるのもシュウマイのおいしさを生かせる技ですよ。