2021年2月2日更新

マゴチって高級な魚なの?40cmから50cmサイズだと値段は?

マゴチ

  1. 目次
  2. 高級魚マゴチのおいしさの理由とは?
  3. サイズと気になる値段とは?

高級魚マゴチのおいしさの理由とは?

マゴチは、高級魚と言われている魚のひとつです。マゴチの味は、ヒラメと同じくらい高く評価されており、料亭では高価な値段が付いています。

その理由は脂が程よくのっており、弾力のある肉質が人気の理由です。40cm~50cmの大きさでフグのような食感と言われており、特に薄造りが定番な食べ方です。

さらに調理できるのは身だけではなく、骨からもおいしい出汁が取れます。卵や肝も食べることができるので、さまざまな料理として楽しめる魚です。

煮付けにする場合、煮る前に下処理をすることでおいしさが変化します。煮付けにする前に、お湯入れ身が白くなったら冷水で冷やします。この時に血合いなども取り除いておくと、身が引き締まりおいしくなるでしょう。

あら汁の場合は、魚のあらを水でよく洗った後、塩をよくまぶし魚のくさみと取り除きます。その後、お湯に入れ白くなったら水で身を引き締めましょう。下処理をしっかり行うことで、家庭でもより一層おいしく食べることができるでしょう。

サイズと気になる値段とは?

マゴチ
英語名では「フラッドヘット」と呼ばれるほど、横に広がる平たい頭が特徴的です。海底で生活するため、背側が砂や泥と似た色になっており、捕食者から身を守るような体型をしています。

体型だけを見ると、平たい魚で有名なヒラメやカレイと似ている部分があります。マゴチは成魚になると、40cm~50cmほどのサイズになりますが、大きいものになると80㎝ほどの大きさも釣れることがあります。

日本では、新潟県以南と宮城県以南に生息しています。浅瀬から水深30mほどの砂泥地に生息していますが、4月~6月の産卵時期になると河口付近に移動します。
この夏の旬を迎える時期は、ルアー釣りや沖釣りにも人気な魚として有名です。特に、春から初夏までが一番おいしく食べられる時期として市場に出回ります。

かつては、ほとんど高級店で販売されていたため、スーパーではあまり見かけることがありませんでした。しかし、近年では鮮魚店で見かけることもできるようになり、これまでより高級魚を身近に食べることができるようになってきました。

価格は販売される場所や時期によって大きく変動しますが、40cm~50cm の大きさで1000円程度から5000円程度まで幅広い値段で流通しています。マゴチは鮮度が落ちやすい魚なので、釣ったものはすぐに血抜きをしなくてはいけないという手間も高級魚とされる理由の一つでしょう。

マゴチの食べ方。卵や肝もうまい!