2019年3月10日更新

美と健康を提供する玫瑰花(まいかいか)の効能

玫瑰花(まいかいか)

玫瑰花(まいかいか)とはバラ科の花の蕾を乾燥させたもののことを指し、主にお茶として親しまれている食用の蕾です。美しくキュートなバラの蕾は見た目が可愛いだけではなく、特に女性の体に嬉しい効能を与えてくれます。本ページではそんな蕾の正体に迫っていきます。

  1. 目次
  2. 玫瑰花(まいまいか)とは
  3. 玫瑰花の素晴らしい効能の数々!美をアップしたい人に最適なお茶
  4. 玫瑰花茶を美味しく飲むためのコツとポイント
  5. 美と健康をサポートする可憐な玫瑰花

玫瑰花(まいまいか)とは

玫瑰花(まいまいか)とは、バラ科のハマナスという花の一種をつぼみの状態で乾燥させたもののことを指します。ハマナスという花は英語にすると「ワイルドローズ」と呼ばれることからローズティーやバラ茶などとも呼ばれているようです。つぼみから出たピンク色のお茶はまさに可憐な女性をイメージするかのように繊細で美味しいお茶です。

中国ではこの玫瑰花を漢方薬として貴重な原料として扱っており、豊富な栄養素を含んでいることから古く昔からこのお茶を「美肌のお茶」として現在まで愛されてきたとされています。内側から放つ美を得るために多くの女性から支持されているのがこの玫瑰花茶でもあります。

優雅な一時を提供する玫瑰花はノンカフェイン

パステルカラーの薄いピンク色をした玫瑰花茶は、良い香りを楽しめるお茶なのですが、それだけではなくノンカフェインなので一日の内いつでも飲むことが可能です。

通常の中国茶葉はどれもカフェインを含んでしまうため、良質な睡眠を得たい夜間にはなるべく飲まないように制限がされてしまいますが、この玫瑰花はそんな心配をする必要もないためもちろん夜眠る前にも口にすることができます。また、健康や体質などを踏まえてカフェインの摂取を気にする人にもこの玫瑰花はお休み前のリラックスティーとして楽しめます。

玫瑰花は他のお茶と飲むと◎

優雅な香りと可憐で愛らしい見た目の玫瑰花茶はそのままでもデザートティーとして飲むことができますが、ハーブ特有の渋味を感じられることもあるので、必要に応じてシロップなどの甘みを出すものと一緒に飲むと美味しく召し上がれます。

玫瑰花茶は一般的には他のお茶と一緒に楽しむものとされており、緑茶や紅茶、黒茶などと併せて飲んでみるとそれぞれ異なる味わいや風味を楽しむことができます。

玫瑰花の素晴らしい効能の数々!美をアップしたい人に最適なお茶

美しい女性が多い中国では遥か昔からこの玫瑰花茶を飲み続けてきました。ここまで多くの人から支持された実績を持つ玫瑰花茶は一体どのような効能が得られるのでしょうか。体の不調が続く人に是非飲んで欲しいお茶です。

美肌効果・血流改善

玫瑰花などのバラのお茶で得られる効果と言えば美肌です。ビタミンA、B、C、E、Kなどのあらゆる豊富なビタミン類を含んだ玫瑰花には血流の流れを良くする働きがあるため、シミなどの肌トラブルを防止してくれます。血液の流れが良くなれば悩んでいる人が多い冷え症改善や体の冷えからくる生理痛なども緩和してくれます。

特に血流の悪い女性も多いので、そういった女性にこそこの玫瑰花茶は適していると言えるでしょう。日頃からビタミンの量が足りていないと感じているときにも玫瑰花茶を試してみてくださいね。

ストレス・食欲不振・うつ・不眠

ストレスや食欲不振、うつや不眠などは日本人が多く抱える慢性的な症状の数々です。特にストレスが溜まって発散できていない状態が長期的に続くと不眠に繋がったり食事が美味しくないという状態にまで到達しまうこともあります。そんな毎日を楽しく送ることができないうつ気味の人にもこの玫瑰花茶は役立ってくれ、リラックス効果を得られることによって日々の鬱々とした気分から解放してくれます。

カフェインも含まれていないので1日のうち最もストレスを感じる夕~夜の時間帯にかけて玫瑰花茶をゆっくり飲んでストレスを発散しましょう。

玫瑰花茶を美味しく飲むためのコツとポイント

玫瑰花茶を美味しく飲むためには正しい順序と淹れ方があります。より美味しい時間を得たい場合はこれらのことを試すだけで良いので一度玫瑰花茶の正しい飲み方や美味しく飲むためのコツを覚えてみてはいかがでしょうか。

玫瑰花茶の淹れ方

ティーを飲む機会が多い人はご存じの通り、玫瑰花も美味しく飲むために使用するお湯は必ず沸騰直後の熱いお湯を使ってください。100℃のお湯を用意したらあらかじめ使う茶器をお湯で温めます。玫瑰花は3g程度使用しますが、つぼみの場合は約8個程使用し、お湯を100cc注いだら1分間蒸らして出来上がりです。目安としてこの分量の茶葉であれば4煎程度まで変わらない美味しさを楽しめます。

また、茶器をあらかじめ温めておく理由には、温度が関係しています。茶器の温度が低いとお湯を注いだ際に温度が低くなってしまうため、玫瑰花が持つ本来の香りを十分引き立たせることができません。そのため、使用する茶器はお湯を注いでも温度が下がらない程度までしっかり温めておくことでより美味しい玫瑰花茶を楽しむことができます。

玫瑰花はこんなときに飲もう

いつ飲んでも良いとされる玫瑰花茶ですが、このお茶を飲むときは特に気分が落ち込んでいるときやイライラしているとき、不眠が続いて体調が良くないときなどの何となく体の調子が悪いというときこそ飲んでみるのがおすすめです。

気の流れを良くしてくれる玫瑰花茶は病院に行くほどのことでもないという状態のときに役に立つ場合があります。元気で健やかな生活で過ごすためには気の持ち方も重要な要素の一つとなってくるのでハツラツとしたいときに一杯飲んでみましょう。

美と健康をサポートする可憐な玫瑰花

美しい玫瑰花についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。見た目にも美しい玫瑰花はお茶として飲むと元気が出る一杯です。特に体が冷えやすい女性や寒い冬などには美味しく飲めるお茶となるので最近元気が出ないという人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。