2017年10月23日更新

カリフラワーは生食で?実は葉っぱも食べられるカリフラワーの栄養や効能について

カリフラワー

カリフラワーはフワフワとした見た目からおしゃれな料理にも使用される頻度の高い野菜です。そんなカリフラワーの栄養や効能にはどういったものがあるのでしょうか。また、生食や葉っぱについても口にできるのかといった点や旬な時期についてもお伝えしていきます。

  1. 目次
  2. カリフラワーとは
  3. カリフラワーの栄養や効能
  4. 生食はできるの?葉っぱや旬な時期について
  5. カリフラワーをもっと活用していこう!

カリフラワーとは

カリフラワーはキャベツの仲間ですが一般的なキャベツとは異なり地中海東部の野生種から変異して生まれたと推測されています。

カリフラワーは茎が育ってヘラの形をした葉っぱが大きくなると、茎の頭の部分に未発達のつぼみの塊ができます。この塊を花蕾(からい)と呼びます。カリフラワーはこの花蕾を食べます。

日本では1960年に入って急速に普及しましたが、1970年に入って消費が増え始めたブロッコリーに押されて消費は激減しています。

カリフラワーにはスノートップやサマースノー、抱月、銀嶺など種類も様々です。日本の品種の花蕾は白いものがほとんどですが、紫色やオレンジ色のものもあります。最近スーパーなどで見かけるロマネスコは形も変わっていますが花蕾も黄緑色をしています。

ちなみに結球しないキャベツの仲間にはブロッコリーや芽キャベツ、ケール、コールラビなどがあります。

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カリフラワーの栄養や効能

カリフラワーはブロッコリーよりも先に伝わったという意外な事実がありました。次はそんなブロッコリーよりも影があるカリフラワーの栄養について触れていきましょう。効能と呼べるものもありますのでこれを機にカリフラワーの見方が変わるかもしれません。

カリフラワーの栄養とは

カリフラワーに含まれる栄養はまずタンパク質や食物繊維、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、βカロテン、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCなどさまざまな栄養素が含まれています。

特にカルシウムや鉄などの無機質やビタミンCを多く含みます。

出典:「日本食品標準表2015年版(七訂)」

カリフラワーの効能とは

栄養が豊富で特に女性に嬉しい成分が含まれているカリフラワーから得られる効能は、上記で触れた栄養成分から見ていくと糖質をエネルギーに変える働きで脂肪の蓄積を抑えたり、糖質と脂肪の代謝をアップさせてエネルギーに変えたり、タンパク質の代謝を向上させるなどエネルギー代謝に優れている点があります。

生食はできるの?葉っぱや旬な時期について

カリフラワーなどの硬い食感である野菜は基本的に加熱などをしてから口にすることが一般的ですが、生食用としての使い方はありなのでしょうか。また、カリフラワーの白い部分だけではなく、葉っぱの部分も食べられるのかどうかについても触れていきます。

カリフラワーは生食OK?

カリフラワーは基本的に茹でたり加熱したりといった調理法が浸透していますが、実は生食用としても使えます。

生食の目的で使用する野菜としては硬いように感じられますが、イメージ通り生食として口にすると茎の部分に硬い食感を感じます。しかし、カリフラワーは加熱するより生食の方がおいしく食べられると言われています。

モコモコとしている部分をサラダなどにして生で使うとカリカリとした食感を得られるため、ビタミンなどを逃さずにおいしく食べることができます。

カリフラワーの葉っぱも食べる

捨てるには量が多くてもったいない気がするカリフラワーの葉っぱは食べることができます。さすがに生食で食べるには少々硬いのでスープに入れたり、炒め物に加えたりして食べるのがおすすめです。

旬な時期はいつ?

カリフラワーは年中流通している野菜ですが、旬の時期になるのは11~3月にかけての時期です。寒い冬の季節に最もおいしく食べられるため、温かい料理としても栄養成分を逃さないサラダなどの食べ方にしてもこの時期のカリフラワーは味わって食べることができます。

カリフラワーをもっと活用していこう!

カリフラワーの優れた効能や豊富な栄養についてご紹介していきましたがいかがでしたでしょうか。思いのほか数々の優れた点があり、驚かれた方も多いことでしょう。扱いのことを考慮するとあまり手に取らない野菜かもしれませんが、是非カリフラワーのおいしさを今一度味わってみてくださいね。