2017年7月30日更新
ドライソーセージとは?ドライソーセージの食べ方
ドライソーセージをご存知ですか? ドライソーセージは、簡単に言えば、乾燥させたソーセージの事を言います。ここではドライソーセージやその種類、食べ方や作り方をご紹介します。
ドライソーセージとは
ドライソーセージは日本農林規格においては、その水分含量が35パーセント以下のものとなっています。普通のソーセージより乾燥しているため、常温での流通が許可されている食品です。
ドライソーセージは保存性を高めるために水分量を少なくしたソーセージのこと
食品が腐るのは、そこに含まれる水分や、保存されている場所の温度などの状態が重なって、細菌が増殖するためです。そのため、保存食品は、食品が腐りにくいように工夫されて作られています。ドライソーセージもまた、そのように考えられ作られています。
普通のソーセージは焼いたりボイルしていただきますが、ドライソーセージはスライスしてそのまま食べられるのが特徴です。常温保存できるものが多いです。
ドライソーセージの栄養成分やカロリーは?
ドライソーセージに多く含まれる栄養成分は、ナトリウム、リン、カリウム、たんぱく質、亜鉛、鉄、脂質・脂肪酸などです。保存性を高めるために塩分を多く含んでいることから、ミネラルが多いようです。カロリーはサラミ1枚あたり35キロカロリー程度です。ダイエット食品としては不向きかもしれません。
サラミはドライソーセージの一種
先述したように、サラミはドライソーセージの一種です。おつまみなどで好まれるサラミですが、保存食品としても重宝しそうです。ただ、塩分が多く含まれるため、持病のある方などは食べ過ぎに注意が必要でしょう。
ドライソーセージとセミドライソーセージ
実は種類の多いソーセージ。ドライソーセージとセミドライソーセージの違いは、その水分含量にあります。
水分量によってドライソーセージとセミドライソーセージとに細分化される
ドライソーセージはその水分含量によってドライソーセージとセミドライソーセージに分けられるようです。ドライソーセージは水分含量が35パーセント以下のソーセージで、サラミなどがそれにあたります。水分含量が35~55%以下でセミドライソーセージになりますが、こちらはカルパスという種類で、スパイスの利いた味わいのものが多いです。
カルパスはセミドライソーセージの一種
カルパスは黒コショウやガーリックなど、スパイシーな味付けがされています。言葉の語源はスラブ系の言葉で「ソーセージ」を意味すると言われているようです。
ドライソーセージを手作りする人も! 作り方はシンプルでも専用の機材が必要
ドライソーセージは市販のソーセージから手作りすることもできるようです。しかし、専用の機材や材料が必要となります。ただ、専用の機材をつかえば、かなり本格的なドライソーセージが作れるので、レベルの高い趣味にできるかもしれません。
必要な機材は一斗缶スモーカー、コンロ。材料は、ピートパウダーにサクラチップ。ソーセージは市販のものでできますが、期間も一週間程度かかるので、手間も時間もかかるといえるでしょう。ハマる人はハマりそうです。
ドライソーセージのおすすめの食べ方やレシピ
ドライソーセージはそのままおつまみとして食べている方が多いでしょう。しかし、ほんのひと手間を加えることで、料理にアレンジすることも可能です。
そのまま食べても美味しいドライソーセージはほんのひと手間で劇的変化を遂げる
食べ過ぎは塩分過多になりそうですが、食べるとなかなか止められなくなる、味わい深いドライソーセージ。そのままでも十分クセになる美味しさではありますが、ほんのひと手間を加えることで、料理にアレンジすることもできます。塩分がふくまれていることから、複雑な味付けを施さなくてもOK。シンプルな一品が作れてしまうのです。
パスタやチャーハンに!
サラミなどは、薄切りにしてピザにのせるのは割と定番ですよね。その発想で、パスタやチャーハンに入れてみてください。
パスタの材料は、ピーマンとサラミ、ガーリックとオリーブオイル。サラミは細かく切ってもスライスしただけでもOK。ピーマンとサラミをガーリックで香りをつけたオリーブオイルで炒めて、そこに茹で上がったパスタを入れて和えるだけの簡単レシピですが、シンプルなのにきちんとパンチもあって美味ですよ。
チャーハンは、いつもの材料をサラミに変えるだけでOKです。いつもはハムを使うなら、それをサラミに変えるだけです。歯ごたえも香りもいつもとちょっと違って、単調な食卓にほんの少しスパイスを効かせることができそうです。是非試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ドライソーセージの種類や特徴、レシピなど、楽しんでいただけましたか? 塩分の取り過ぎには注意したいところですが、美味しいものは美味しいのです。レシピなど是非一度お試しくださいね。