2017年7月27日更新
ナチュラルチーズのすべて! おいしい食べ方まで
チーズは老若男女に愛される食品ですが、中でも食通は、ナチュラルチーズを好むことが少なくありません。ここではナチュラルチーズのすべてをお伝えします。
ナチュラルチーズとは
ナチュラルチーズは、乳酸菌が生きているチーズです。作られた地域や種類によって製法が異なり、乳を固めて発酵、熟成させた純粋な自然のチーズです。
文字通り自然なチーズ
ナチュラルチーズは文字通り自然なチーズです。原料や製造方法、使用するカビ、生産地によってさまざまな種類のチーズが生まれます。栄養価も高く、一つのチーズでも変化が楽しめます。
プロセスチーズとの違いは?
プロセスチーズはナチュラルチーズを加工して作ったチーズです。加熱しているので発酵は進まないことから、味わいが一定しますが、生きた乳酸菌による変化を楽しむことはできません。チーズ独特のツンとした香りもプロセスチーズは少なく、子ども向けと言えますが、ナチュラルチーズはしっかりと強い匂いを持っていることも多く、食通の大人がたのしむ食品とも言えそうです。
ナチュラルチーズは保存期間によって味わいが変化するのも特徴です
ナチュラルチーズは熟成とともに風味が変化するため、それぞれの食べ頃が存在します。食べ頃を逃さずにいただくことで、かなり美味しく味わえるはずです。せっかくナチュラルチーズを選ぶなら、食べ頃に美味しくいただくのが良いでしょう。
ナチュラルチーズの種類をご紹介
ナチュラルチーズは多種類存在し、それぞれの個性が光ります。あなた好みのナチュラルチーズを見つけるのも楽しそうです。
数種類に分類できるナチュラルチーズ
ナチュラルチーズは多種類存在しますが、ここでは8つに分類してみます。
- フレッシュタイプ
- 白カビタイプ
- 青カビタイプ
- ウォッシュタイプ
- シューヴルタイプ
- セミハードタイプ(半硬質タイプ)
- ハードタイプ(硬質タイプ)
これだけ種類があると、好みのものを探し出すのは至難の業。いろいろ吟味して好きなものを見つけたときの喜びは計り知れないかもしれません。
熟成させずにできるチーズもある
チーズは基本的にはカビなどを熟成させる製法で作られますが、フレッシュタイプのチーズは熟成させないで作るものもあります。カッテージチーズやモッツァレラなどがそうです。独特の匂いが少なく、さっぱりした味わいが特徴です。
ハードタイプは長期保存向き
ハードタイプは保存性に優れているものが多いです。特に超ハードタイプは年単位で熟成させて生成するチーズがあります。パルミジャーノレッジャーノなどです。このチーズは良く、ピザやパスタの仕上げにすりおろして使われます。
ナチュラルチーズをおいしくいただくためには保存方法がキモ!
ナチュラルチーズは好きな人には本当にたまらない嗜好品と言えそうです。ナチュラルチーズをさらにおいしくいただくためには、保存方法がキモですよ。
チーズのおいしさを損なわないためには乾燥から守るのが必須
チーズの大敵は「乾燥」です。なぜなら、チーズは生きているからです。人間も乾燥すると本調子が出なかったり、場合によっては体調が悪くなり、喉を傷めたリ、風邪を引いたりします。チーズも生きているので、同じだと考えてください。
チーズは乾燥すると、柔らかいチーズは硬くなり、本来のおいしさが損なわれてしまいます。せっかくの香りも変化してしまうでしょう。そのため、保存の際は空気に触れないように包むことが大事です。
冷凍保存は不可
ナチュラルチーズは冷凍保存には不向きです。冷凍保存すると、解凍時に滑らかな舌触りが損なわれてしまいます。また、風味も悪くなり、せっかく効果なナチュラルチーズを買っても無駄になってしまいかねません。冷凍保存はおすすめしません。
チーズの栄養や効能、カロリーは?
チーズに含まれる栄養素は、有名なところではカルシウム、たんぱく質ですが、ビタミンAやビタミンB2も多く含まれます。これらの栄養素は全て、骨粗鬆症予防やダイエット効果が期待できるものと言えそうです。しかし、チーズにはビタミンCや食物繊維などはあまり含まれませんから、それらを多く含む野菜と一緒に摂取すると、無敵の食事になりそうですね。
チーズのカロリーはその種類により結構差があります。フレッシュチーズである、カッテージチーズなどは低カロリーですから、ダイエット中でも怖くありません。しかし、実はチーズについては、カロリーのことはあまり気にしなくてもいいかもしれません。
なぜなら、先述した、チーズに含まれる栄養素の一つ、ビタミンB2については、脂肪の代謝を助ける働きを持っているからです。チーズはダイエットの味方だと認識して、進んで摂取すると良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ナチュラルチーズは自分好みのものを見つけると、その味わい深さからハマってしまう人も少なくありません。是非あなたもナチュラルチーズの虜になってみては?