2021年4月22日更新

おからはダイエットや節約の強い味方!色んなおからやカロリーを知るべし

おから

ダイエットにも節約にもなるおからは、豆腐を身近にする地域なら誰もが知っている万能フードですよね。そんなおからは乾燥おからや北おから、奇跡のおからと呼ばれる種類がたくさんあります。カロリーも低く、イソフラボンなどの嬉しい栄養素の含有量も高いため、おからの世界をご紹介します。

  1. 目次
  2. ヘルシー食に欠かせないおから
  3. おからの栄養成分
  4. おからの種類をマスター!これだけ分かれば大丈夫
  5. おからにもっとこだわりたい人はこれ!
  6. おから生活で身も心もキレイに!

ヘルシー食に欠かせないおから

豆腐に囲まれて生活している人なら誰でも知っているおからとは、豆腐を製造する際にできる副産物です。おからは便利でヘルシーな食品ですよね。おからは豆腐の原料となる豆乳を作る際、大豆を煮て搾った汁でできており、おからはその搾った後の「搾りカス」です。搾った後の用済み…と聞くとあまり良い気はしませんが、カスだからこそ栄養が詰まり、日頃から食卓に乗るほど多くの国民から愛されてきたのです。

おからのカロリー…ヘルシーは真実?

おからでダイエットというタイトルのダイエット雑誌などが出ているほどヘルシーイメージを象徴とするおから。本当のところはどうなの?と疑う人もいますが、おからのカロリーは100g当たり111kcalほどです。

しかし、これは生おからの場合であり、他にも種類があるおからはものによってカロリーも異なります。乾燥おからでは100g当たり420kcalにもなりますが、これは水分が含まれずそれだけ栄養がギュっと詰まった状態のためにカロリーもやや高くなります。しかし、カロリーがあるように見えても他の食事と併せて食べて量を減らせば太る心配もないでしょう。

おからの栄養成分

おからには体に嬉しい栄養素がたくさん詰まっている…というのは誰もが知っていますが、具体的にはタンパク質やビタミンB1、B2、B6、ビタミンK、ビタミンEなどの種類多くのビタミン類や食物繊維などが特に豊富に含まれています。食物繊維は生おからよりも乾燥おからの方にたくさん入っているので取り入れやすい方を食事にプラスしてみると良いでしょう。

おからに入っているイソフラボンは少ない

一躍脚光を浴び、女性たちの間で話題になったイソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンに似た化学構造をしているため、より女性らしさを手にしたい人たちの間でブームとなりました。

そんなイソフラボンは大豆を元にした食品に含まれるのですが、それぞれの大豆食品によって含有量が異なります。最低でも1日50mgは摂取することが理想ですが、例えば納豆であれば1パック65mg、味噌7.2mg、豆腐1/2丁55mgとバラつきがあります。

ちなみにおからのイソフラボン含有量は100g当たり11mgなのでそんなにたくさんのイソフラボンを摂取できるわけではありません。

しかし、イソフラボンという栄養素についてはまだ研究している状態です。体に良いからとたくさん食べるのは控えた方が良いでしょう。多くても1日70mgを超えないことが大切です。

おからの種類をマスター!これだけ分かれば大丈夫

節約したいときにはおからを入れてカサ増ししたり、体型が気になるときには低カロリーで役立ってくれるおからですが、どのような種類があるのか分かりにくいですよね。種類が分かれているのか、はたまたそういったおからの商品があるのか混合している人も多いのでおからについてもう少し詳しく見ていきましょう。

生おから

通常おからと言って認識されるものの多くがこの生おからです。豆腐の原料となる豆乳を作るために搾った大豆の残りカスをそのまま生かしたおからであり、豆腐屋などのお店で購入することができます。搾りたてほやほやなので新鮮な大豆の風味や味わいを楽しむことができますが、生の状態のおからなので日持ちしない点があります。

乾燥おから

続いて乾燥おからですが、日持ちしない生おからを可能な限り保存可能に加工した食品が乾燥おからです。生おからに含まれる水分を抜いた状態にし、使用する前に水で戻してから料理やお菓子などに活用できます。また、乾燥した状態のままでもハンバーグなどの加熱する料理に使用可能です。

おからパウダー

知っているようで知らないおからパウダーとは、読んで字の如くパウダー状に加工されたおからのことを指します。乾燥おからの粒子を更に細かくしたもので料理やお菓子作りはもちろん、ドリンクなどに混ぜて使うこともできるお手軽タイプのおからになります。

おからにもっとこだわりたい人はこれ!

おからと一口に言ってもおからの世界は非常に広く、日本中で自分に合ったおからを見つけることができます。おからの健康パワーを更に高めたいという人はこだわりあるおからの世界にチャレンジしてみるのも良いですよ。

北おから

おからの種類とも言える一つに知る人ぞ知る北おからという商品があります。

姿はおからではなく、北海道産の有機おからを88%も使用した何とも贅沢な北おからクッキーです。通常、ダイエットのためにおからでクッキーを作るとパクパクと食べてしまい、結果的に間食の限度を超えてしまうことが多いですが、この北おからは程良い食感と1枚当たりのカロリーが10kcal前後なので多少食べ過ぎても問題ありません。おからを使った美味しい食べ物を食べたいという人には北おからはおすすめの食品です。

奇跡のおから

おからは一般的な使い方をしても美容と健康に役立つ食品なのですが、おからの良いところを更にパワーアップさせた奇跡のおからというタイプも出回っています。この奇跡のおからは通常含まれる糖質を0に叶えたおからであり、糖質制限をしている人やダイエットしたい人に向いているおからです。

パウダータイプで使いやすく、食物繊維も豊富で長期保存もできるため、長く使い続けたい人にもピッタリです。置き換えダイエットのように自分が好きな料理、ドリンク、お菓子作りに使えます。一般的なおからと比較した奇跡のおからは、糖質を含んでいないことと食物繊維が非常に豊富という点なので一般的なおからと混合しないように注意しましょう。

おから生活で身も心もキレイに!

おからと見聞きするとあまり美味しくないとイメージしている人も多い中、おからは生活の中でなくてはならない食品です。家計を助けてくれる他、しっかりと栄養も摂取できるのは嬉しい限りですよね。豆腐とともにおから大国の日本の食卓は様々な活用方法があるので手をかけて美味しい一品を作ってみてはいかがでしょうか。