2020年8月24日更新

【ザクザク食感】ミューズリーとは?グラノーラとの違いも解説

グラノーラ

ミューズリーとはシリアル食品の一種であり、オーツ麦やドライフルーツ、ナッツなど体に優しい食品を組み合わせて作られていますが、グラノーラとの違いはあるのでしょうか。グラノーラは太る、体に悪いと言った声もあるため、どっちがいいのか分からない方向けに、おすすめ情報も交えてご紹介します。

  1. 目次
  2. より質の良い食を考えるミューズリーとは?
  3. ミューズリーとグラノーラとの違いは?シリアルは体に悪い?太る?
  4. ミューズリーのおすすめはコレ!
  5. ミューズリーで心もお腹も満足な食生活を送ろう

より質の良い食を考えるミューズリーとは?

シリアル食品は忙しいときでも簡単に、そして手早く栄養を摂れる食品のジャンルですが、定番なのはコーンフレークやグラノーラなどですよね。それらシリアル食品は、今や朝食や小腹が空いたときに非常に便利なものとして常備している方も多いですが、近年シリアル食品の仲間入りをしたミューズリーという新たなシリアル食が浸透し始めてきました。そんなミューズリーとは、グラノーラのようにドライフルーツやナッツ、種子などに加え、オートミールや押麦などの体に嬉しい食品が豊富に混ざって入っています。

ミューズリーの歴史

ミューズリーの発祥地となっているのはスイスで、日本にも健康意識の高い方に注目され始めていますが、ミューズリーが形となってできた歴史は「療養」にあります。1900年頃にスイスの医師が結核の療養所の患者のために果物や野菜を体に取り入れる必要があることを考え、調理していない押し燕麦(えんばく)を中心に、レモン汁やコンデンスミルク、おろしリンゴ、そしてアーモンドナッツやヘーゼルナッツの粉末などを混ぜて作られたのが始まりとされています。そして現在見かけるようになったミューズリーの姿は、1960年頃に欧米で食の健康を考えて広まりました。

ミューズリーの味

シリアル食品は手軽さが魅力ですが、そんな手軽さの中にも美味しさは追求したいところですよね。ミューズリーの見た目はドライフルーツなどが入っているものの、あまり食欲を促進させる色味をしていないため、鳥のエサなどと言う人もいます。

ミューズリーの味はグラノーラの甘い味に慣れた人にとっては食べづらく感じることもあるようです。基本的にミューズリーは味がほぼ感じられないため、初めははちみつなどと一緒に食べると良いでしょう。多少パサパサとした食感を感じるため、食べ方に工夫が必要です。

ミューズリーとグラノーラとの違いは?シリアルは体に悪い?太る?

ドライフルーツやナッツなど、入っているものがほとんど似ているミューズリーとグラノーラですが、二つの違いはどこにあるのでしょうか。見た目がほとんど同じのため、どっちがいいのか迷ってしまう方もいますから、ミューズリーとグラノーラの違いを明確にしていきましょう。

【ミューズリーとグラノーラとの違い】グラノーラとは

朝食でお馴染みのグラノーラですが、ミューズリーと比較すると含まれているものにほとんど違いはありません。

オートミールやドライフルーツ、様々なナッツ類などが混ぜてありますが、グラノーラはそのままボリボリ食べても十分な甘さを感じられます

その甘さの理由には、グラノーラに含まれる植物性油脂やはちみつなどがオーブンで焼いてあるためです。したがって、グラノーラは味を足さなくても元々味が付いているため、そのまま食べてもおいしいシリアル食品です。

しかし、その分たくさん食べれば太る可能性もあり、グラノーラを中心に食生活を送っていれば甘さ故に体に悪い事態に繋がる可能性があります。

【ミューズリーとグラノーラとの違い】ミューズリーとは

グラノーラと使われている材料がほぼ同じのミューズリーですが、グラノーラとの決定的な違いは「味が付いていないこと」です。

ミューズリーで使われるオートミールやナッツ類、ドライフルーツなどには味が付いていません。そのため、ミューズリーは自分で自由に味を変えられるシリアル食品になります。

また、シリアル食品はよく太ると言われていますが、グラノーラとミューズリーを比較するなら素材の味を楽しめるミューズリーの方が太りにくいと言えます。

グラムで言えばミューズリーのカロリーや糖質は他のシリアル食品よりも低くなっており、食物繊維もミューズリーから摂ることができます。

体に悪いものを摂りたくないという方や、太ることを気にしている方はミューズリーに変更した方が良いと言えるでしょう。しかし、市販のものでは食べやすいように味付けがされているものもあります。

ミューズリーのおすすめはコレ!

シリアル食品は豊富な種類があってどれを選べば良いのか分からないという方も多いことでしょう。特にグラノーラを中心に食べていた方はどのミューズリーを選べば良いか目移りしてしまいますよね。そこでおすすめのミューズリーを集めてみました。

アララ デラックスミューズリー 800g

ミューズリー商品の中では最も定番のアララデラックスミューズリーは、独特のザクザクとした食感を楽しみたい方にピッタリです。

味が付いていないため自分好みにアレンジしやすく、ミューズリー本来の味が楽しめます。ドライフルーツの一つ一つも大粒で歯応えも感じられるため、これからミューズリーを始める人にもおすすめです。値段も手頃で量もたっぷりのこちらのミューズリーは、豊富なアレンジに適応できます。

ファミリア スペシャル ミューズリー 700g

こちらのミューズリーは甘さがちょうど良く効いたタイプになります。かぼちゃの種やひまわりの種、ナッツ類の存在感が大きく、ガリガリと歯ごたえたっぷりに食べられます。

甘さは無調味のミューズリーとグラノーラの中間くらいの甘さです。変に甘すぎることもないため、無調味のミューズリーが食べにくいという方におすすめです。

ビオクヴェル クヌスパリ ミューズリー ストロベリーホワイトチョコ 375g

フリーズドライストロベリーやホワイトチョコレート、ココナッツパウダーなどを加えたタイプのミューズリーです。

自然派のミューズリーではありませんが、お菓子のように食べられるため、手をかけずに美味しく楽しみたい方におすすめです。お腹にどっしりと溜まり満腹感もあるため、ちょっと変わったミューズリーが食べたい方向けです。

アルペン ミューズリー(砂糖不使用)

砂糖不使用に加え、入っているのはオートミールとナッツ類だけというミューズリーを極めたタイプの種類になるアルペンミューズリーは、非常にシンプルながらも、素材が持つ味わいを究極に再現したミューズリーです。

全く味が付いていないため、ミューズリーを初めて試す方はジャムに付けて食べたり、はちみつなどの甘味やヨーグルト、牛乳などと一緒に食べると抵抗なく食べられるでしょう。

太るのが嫌という方や、体に悪いものはできるだけ避けたいという方におすすめしたいミューズリーです。

ミューズリーで心もお腹も満足な食生活を送ろう

シリアル食品を代表するグラノーラやコーンフレークに続き、シリアル食品に仲間入りした新たなミューズリーは、より自然派を意識している方にピッタリの食品です。忙しくてもきちんと体のためになるものを摂取し続けていきたいという方は、是非ミューズリーを取り入れてみてはいかがでしょうか。