2019年12月16日更新

生で食べられない野菜ってあるの?

生で食べられない野菜

日頃から野菜を食事に取り入れられることが推奨されている現代では、当たり前のようにサラダなどを食べますが、実は生で食べられない野菜があることをご存じですか。お手軽食材で調理もしやすいブロッコリーやもやし、ジャガイモなど数多くの野菜の中で食べられないものをピックアップしました。

  1. 目次
  2. 野菜は食事になくてはならない食材
  3. 実は生で食べられない野菜はこれ!
  4. 本当に大丈夫?…見かけによらず生で食べられる野菜とは
  5. 生で食べられない野菜・食べられる野菜をしっかり熟知しよう!

野菜は食事になくてはならない食材

健康のため…美容のため…人によって様々な食べる理由がある野菜ですが、これだけ健康志向がブームな現代では野菜を自由自在にアレンジして食べる人が多くなってきています。野菜を摂取する際に最も簡単な食べ方は、ドレッシングをかけるだけですぐに食べられるサラダが人気ですが、普段何気なく食べている野菜の中に実は生で食べられない野菜があることをご存じでしょうか。

そもそも野菜はなぜ生で食べるのがおすすめ?

野菜を食べることが推奨されている理由は、野菜に含まれる栄養にあります。野菜には主にビタミン類や酵素などが含まれており、生の状態で食べるからこそこれらの栄養素を体に取り込むことができます。

野菜の栄養素は加熱調理してしまうと壊れてしまい、本来野菜が持つ栄養素をしっかり取り込むことができません。そのため野菜は生で食べる方が良いと言われているのです。

野菜を生で食べるメリットはまだ他にも

野菜を生で食べるメリットは、上記でも触れた通り加熱調理してせっかくの栄養素を破壊しない、ということもそうなのですが、生の野菜はそれぞれの特徴を持っているため、そのせっかくの特徴を生かす、ということにもあります。

加熱調理すれば好みの味に変えることができますし、柔らかく食べやすい状態にはなりますが、野菜がもともと持っているシャキシャキ感だったり、バリバリとした心地の良い食感は完全に失われてしまいます。

野菜は生で食べるからこそ楽しく美味しい食感を感じることができ、尚且つしっかりとした食感があることで満足感が得られ、食べ過ぎを防止する役目もあります。

実は生で食べられない野菜はこれ!

生で食べられる野菜を想像した際、まずパッと浮かぶのはキャベツなどの葉物ではないでしょうか。パリパリ食感と酸味が病みつきになるコールスローを好む方も多いですよね。キャベツやレタス、トマトやきゅうりなどは生食可能なことが安易にイメージできますが、実際に生で食べられない野菜とはどういったものがあるのでしょうか。

ジャガイモなどのいも類

スーパーで度々安売りしているジャガイモやサツマイモ、里芋などは調理しやすく様々な料理に合うことから利用することも多いですが、よく考えてみればジャガイモなどを生で食べる…なんて機会は滅多にありませんよね。

その訳は、いも類に含まれるでんぷんは加熱調理を施さなければ消化されないために生食できないということです。

しかし、いも類の中でも山芋や長芋はすりおろしたり酢と一緒に和えることで、山芋や長芋に含まれる生でんぷんのままでも消化が可能になります。そのため、ジャガイモなどのいも類を食べる際はしっかりと火を通してから食べなくてはいけません。

ほうれん草

少しクセのある味ですが、意外と生で食べられるのでは?と感じるほうれん草。しかし、ほうれん草にはクセの原因となるアクが強すぎるため、生食には向いていません。更にほうれん草にはクセやキシキシする食感の犯人となる「シュウ酸」という成分が含まれているのですが、このシュウ酸は摂取しすぎるとカルシウムの吸収を邪魔したり、体内にシュウ酸が溜まっていくとミネラルと結合して尿結石や腎結石などの恐ろしい事態を招く可能性があるため、ほうれん草は下茹でしてから口にすることが大切です。

しかし、最近では生食に特化した「サラダほうれん草」というものも販売しています。サラダにしても体に害がなく、食べやすい種類のものになっているため、もしほうれん草を生で食べたいときは生食用のものを選びましょう。

ほうれん草に含まれるシュウ酸とは

たまねぎやにんにく

生で食べられそうで意外と食べられない野菜は、たまねぎやにんにくも挙げられます。たまねぎやにんにくは生食してしまうとアリシンという成分が原因で、腹痛や出血が止まりにくくなる、めまい、皮膚の荒れなどの症状が出る可能性があります。少量や短期間であれば即刻これらの症状が出る可能性は低いですが、大量に食べていたり、長期的に食べている場合は症状が出る恐れがあるためあまり生食にはおすすめできません。

もやし

火を通してもシャキシャキと食べられるもやしは生のままで塩コショウすれば食べられるのでは、と考えますが、実はもやしを生で食べることはできません。もやしの発育方法は日光に当てず、発芽させて育てていきますが、日の光に当てていないということは他の野菜のように自然な消毒がされていないということです。

そのため、もやしは雑菌や大腸菌などの悪影響なものが繁殖しやすく、更に買ってから数日と持たず水分がどんどん出てきてすぐに腐ってしまう野菜です。手軽に食べられる野菜ですが、手軽だからと安易に考えず、必ず加熱調理をしてからお召し上がりください。

本当に大丈夫?…見かけによらず生で食べられる野菜とは

見た目とは裏腹に意外と生で食べられない野菜も多いですが、反対に見た目は食べられなさそうなのに実は生で食べられる野菜もあります。

ブロッコリー

料理に色鮮やかさをプラスしてくれる綺麗なブロッコリーですが、硬そうで自ら生のままかぶりつく…という食べ方をしている方は少数でしょう。茹でて食べることが一般的ですが、そんな硬そうなブロッコリーは生で食べることも可能です。

ブロッコリーやカリフラワー、ケールなどのアブラナ科の野菜は基本的に生で食べられると考えると良いでしょう。しかし、モコモコとした傘が密接になっているブロッコリーなどの野菜は、茹でる前に傘の部分を下にして全体が浸かるように水にしばらく浸けておきましょう。

ブロッコリーの傘の部分は思ったよりも汚れがたくさん付着しています。水にしばらく浸すことでゴミや虫などの汚れを取ることができます。

オクラ

ネバネバが特徴のオクラは好き嫌いが分かれる野菜ですが、オクラも生で食べられる野菜に該当します。オクラはあのネバネバにこそ栄養があるため、栄養素のことを考えるとむしろ生で食べることが推奨される野菜です。

しかし生だと少々固いので軽く湯通ししたり、お湯をかけたりしたほうが、やはり食べやすいですね。

生で食べられない野菜・食べられる野菜をしっかり熟知しよう!

野菜は普段の食事に欠かせない大切な栄養源です。しかし、生で食べられる野菜なのか、はたまた生では食べられない野菜なのかご存じない方も多いため、自分の体を守るためにはしっかりと熟知して元気な体を作っていきましょう。