2016年12月29日更新

塩漬け?酢漬け?使い方いろいろケッパー(ケイパー)とは?

ケッパー(ケイパー)

フランス料理やイタリア料理といった洋食が身近になってから、それまで見たことも聞いたこともなかったような食材や香辛料もよく知られるようになってきました。
ケッパー(ケイパー)もその一つで、よくパスタや魚料理などに添えられているのを目にしますよね。
このケッパー(ケイパー)とは、そもそもどんなものなのでしょうか。味は?正体は?使い方は?栄養はあるの?さまざまな面からまとめてみました。

  1. 目次
  2. ケッパー(ケイパー)とは
  3. ケッパー(ケイパー)の成分とは? どんな栄養があるの?
  4. おすすめのケッパー(ケイパー)の使い方は?
  5. ケッパー(ケイパー)はなにかで代用できる?
  6. ケッパー(ケイパー)は家庭で栽培できる?
  7. ケッパー(ケイパー)を使うときに注意すること

ケッパー(ケイパー)とは

ケッパー(ケイパー)

ケッパー(ケイパー)って何?

ケッパー(ケイパー)とは、もともとはフウチョウソウ科の半蔓性の低木のこと。料理でいうケッパー(ケイパー)は、この木のつぼみをピクルス(酢漬け)にしたものです。
独特の風味があり、日本ではパスタやサラダ、魚料理に添えられていることが多いです。

ケッパー(ケイパー)ってどんな味?

ケッパー(ケイパー)はつぼみの酢漬けですから、もちろん酸味があります。
また、ケッパー(ケイパー)自体の味はそれほど際立ったものではなく、ほかの料理と合わせることで味に深みを出す役割を果たします。
わかりやすく言えば、隠し味としてポン酢を加えるようなものなのです。

ケッパー(ケイパー)の成分とは?どんな栄養があるの?

ケッパー(ケイパー)に含まれる栄養成分とは

ケッパーには脂質、タンパク質、炭水化物の三大栄養素のほか、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
そのほか、独特の風味のもととなっているカプリン酸、ルチンなどのフラボノイドが主成分です。

ケッパー(ケイパー)の効果・効能とは

カプリン酸には解毒作用や解熱作用があるため、リウマチや胃腸のトラブルに効果を発揮します。
そのほか便秘や抗がんにも効果があり、食欲不振の改善にも役立つといわれています。

おすすめのケッパー(ケイパー)の使い方は?

ケッパー(ケイパー)には酢漬けと塩漬けの二種類ある

最初に述べたとおり、料理に使うケッパー(ケイパー)とは、一般的につぼみの酢漬けのことです。
これは、日本で手に入るものがほとんど酢漬けだからなのですが、本場の一つであるギリシャでは塩漬けのほうが主流。日本でも根気よく探せば塩漬けタイプも見つかるはずです。
どちらのほうが美味しいのかは好みによると思いますが、酢漬けに慣れている人が塩漬けタイプを食べると酸味が少なくて物足りないかもしれません。

ケッパー(ケイパー)はどんな料理に合うの?

レモンとケッパーのサーモンフィレ

日本ではまだまだケッパー(ケイパー)は浸透しているとは言えないためか、今のところ、使われている料理にも一定の傾向があるようです。

パスタやピザに

アンチョビと一緒に、パスタやピザにケッパー(ケイパー)が使われることがよくあります。

サラダに

野菜に混ぜてサラダの具材に使われる場合と、ドレッシングに混ぜて使われる場合があります。

魚料理に

魚料理にはよくケッパー(ケイパー)が添えられています。これは、味や風味がいいのももちろんですが、ケッパー(ケイパー)には殺菌作用があるというのも理由の一つ。日本で魚にわさびを添えるのと同じなのです。

ケッパー(ケイパー)を使って料理したい! おすすめのレシピは?

ケッパー(ケイパー)は、メインになる食べものではありません。
それどころか脇役ですらなく、独特の風味で料理にコクと深みを出すものなのです。
そのため料理に使うのなら、いろいろなメニューに合わせてみて、好みの味を見つけるのもおもしろいかもしれませんね。
料理の際に気をつけたいのは、塩漬けのケッパー(ケイパー)の中には塩分が濃いものがありますから、そのときはまず塩抜きをすること。
その方法は水につけて、途中で何度か水を入れ替えるのが一般的です。

そして、料理にケッパー(ケイパー)を使う場合、コツは次の二点だけ。

1.料理にしっかり風味をつけたい場合は、出来上がったあとでケッパー(ケイパー)を混ぜるか振りかける。隠し味程度にしたい場合は料理の途中でほかの具材と一緒に炒める。

2.ケッパー(ケイパー)を味付けにも使いたい場合は、刻んで使う。ほんのり塩味が加わります。

ケッパー(ケイパー)はなにかで代用できる?

ケッパー(ケイパー)は、大きなスーパーやデパートに行けばだいたい扱っていますが、どこでも必ず手に入るとは限りません。とくに、塩漬けのものを探そうと思った場合はなおさらでしょう。
そんなとき、ケッパー(ケイパー)に代用できる食材は何があるのでしょうか。

ケッパー(ケイパー)の代わりといえばこれだ、と言えるほどのものはありませんが、何に使うのかによってはいくつか代用出来るものも存在します。
たとえば、サラダに使いたいのなら野菜のピクルスやらっきょうを。
魚料理に使いたいのならレモン汁とった具合。
要は、その料理に風味と酸味を加えるにはどうすればいいかを考えればいいのです。和食なら、山椒を酢漬けにしたものがケッパー(ケイパー)の代用になりますよ。

ケッパー(ケイパー)は家庭で栽培できる?

ケッパー(ケイパー)の花

ケッパー(ケイパー)は鉢植えでも育てられますから、家庭でも十分栽培できます。
コツは、水をあげすぎないことと、防寒対策をきちんとすること。特に水は、毎日与える必要はありません。晴天が続いたり、元気がなくなってきたりしたら与えるくらいで十分です。
また、冬に気温が氷点下になる地域で育てる場合は、室内に入れてあげたほうがいいでしょう。

注意

ケッパー(ケイパー)はつぼみをピクルス(酢漬け)にしたものです。そのため花が咲いてしまうと食べられなくなってしまいます。

ケッパー(ケイパー)を使うときに注意すること

ケッパー(ケイパー)には副作用もありませんし、食べ過ぎによる害もありません。料理に入れすぎたとしても、せいぜい酸っぱくなりすぎるくらいでしょう。
注意するとしたら、火を通しすぎないことくらい。火を入れすぎると小さくなり、食感も味も落ちてしまいます。
その点だけ注意すれば、混ぜるだけという手軽さで料理を本格的にしてくれるすぐれもの。
ぜひ、ケッパー(ケイパー)を毎日の料理に活かして、食生活をより豊かにしましょう。