2018年12月11日更新

なめこの下ごしらえはレンジで簡単に!

なめこ

ヌメリが美味しいなめこは意外と下ごしらえの方法をご存じない人が多いようです。実はなめこは難しい下処理が一切必要なく、レンジで簡単に下ごしらえができます。そこで今回はなめこの下茹での加熱方法や加熱時間、生や味噌汁以外の使い方もご紹介していきます。

  1. 目次
  2. ヌメリが美味しいなめこ
  3. レンジでなめこの下ごしらえ
  4. 加熱方法や加熱時間は?
  5. 味噌汁以外でもなめこを美味しく食べられる!
  6. ヌメリ成分が旨みのもと!淡白ななめこを奥深く探求していこう

ヌメリが美味しいなめこ

どんな料理にもヌメリ気を発揮する美味しい食材なめこ。そんななめこは下ごしらえが面倒と感じている人も多いのではないでしょうか。キノコ類の中でも特に扱い方が分からないなめこは料理初心者にとっては少し難易度が高めです。そんななめこには株取りと足切りに違いが分かれ、株取りなめこは名前の通り株の状態のなめこで足切りなめこはスーパーなどでも頻繁に見かける最もメジャーなパッケージ化されたなめこです。

キノコ類のしいたけやしめじなどの他のキノコ類は洗わず布などで拭き取って下ごしらえをしますが、なめこを布で拭くのは現実的ではありませんよね。そのため、なめこは軽く水洗いしてから使うのがベストです。しかし、洗いすぎてしまうと旨み成分なども一緒に流されてしまうのですすぐ程度で十分です。

生食は避けた方がベター

ヌルヌルとした食感を生で食べたいという人も多いですが、なめこの生食はあまりおすすめできません。冷製の料理に使われるなめこは生食が可能のように感じますが、基本的に加熱処理されているので自宅で食べる際も軽く火を通してから使うようにしましょう。生食のなめこは重大な症状を引き起こすことは稀ですが、過去に実際に食べて食中毒になった人もいるようです。

レンジでなめこの下ごしらえ

なめこを下茹でするのも面倒だという人は電子レンジでの下処理がおすすめです。耐熱容器になめこを入れ、ラップをしたらあとはレンジにかけるだけでOK。販売しているなめこは1/2程度の量以上をレンジでかけ、500wで1分~2分程度加熱すれば完成です。このなめこの量が少ないと1分の加熱時間は長すぎてしまうのでこれより少ない量にしたい場合は時間も調節してみてください。

また、加熱した直後のなめこは相当熱くなるので調理する際は十分注意するようにしましょう。

加熱方法や加熱時間は?

なめこは電子レンジで簡単に下ごしらえが可能ですが、鍋に入れて下茹でする場合の方法も気になります。実は雑菌が多いなめこ…正しい下ごしらえが健康な食事を送るカギです。

加熱方法

なめこの加熱方法は上記した通り電子レンジでも良いですし、鍋にお湯を沸かしてさっと茹でる方法でも良いです。また、ザルになめこを入れてその上からお湯を回し入れるという加熱方法もあります。どの道なめこのヌメリ成分を逃したくないのでどの方法も長時間の加熱は避けましょう。

加熱時間

なめこの加熱時間は下茹での場合30秒程度です。電子レンジでの加熱時間に慣れてしまうと何となく短い時間に感じますが、茹ですぎ、火の入れすぎもなめこにとってはあまり良くありません。電子レンジは500wで1分~2分、下茹での場合は30秒か長くても1パック1分、そしてお湯を回し入れる方法はザルに開けたなめこ全体にゆっくりお湯がかかるようにすれば問題ありません。

味噌汁以外でもなめこを美味しく食べられる!

なめこ料理はヌメリが好物な人にとってまさに絶品ですが、定番の味噌汁に使われることが多いですよね。もう少しレパートリーが欲しいという人もいるかと思いますので味噌汁以外でも使える美味しいなめこ料理をご紹介します。

レンジで加熱のついで!なめこおろし

究極ズボラ料理としては、なめこをレンジでかける際に同時進行で作れるなめこのおろしがおすすめです。下ごしらえを済ませたなめこを耐熱皿に移し、加熱したら大根おろしとポン酢をかければ短時間でなめこの一品料理が出来上がります。大根おろしとポン酢でヘルシーに食べられるので体調が優れないときにも食べやすい料理ですよ。

豆腐となめこのあんかけ

なめこのヌメリと最も合うと言っても過言ではない豆腐を使ったあんかけも食べやすくおすすめです。なめこのヌメリ加減と豆腐、そして餡が絡まれば胃に優しいなめこ料理を食べられます。

なめことオクラ和え物

なめこを味噌汁や加熱料理の材料以外で使う場合、多くの人が和え物として使っていますよね。なめこを味噌汁のような料理に使わない場合はオクラやみょうがと一緒に和え、醤油やごま油でアクセントをつけた一品に仕上げてみるのも良いでしょう。ヌメリ気が好きな人はオクラを入れることによって更にヌメッと感を楽しめます。

なめこと長芋(山芋でも可)のとろろ

なめこにマッチする他の食材は同じようにヌメヌメとしている長芋や山芋です。これらのものでとろろをすった後は生姜のすりおろしやめんつゆなどを入れてなめこもプラスしてみましょう。ふわふわの芋の味を更に生かしながらそのまま食べてもご飯の上に乗せて食べても美味しい一品になります。

ヌメリ成分が旨みのもと!淡白ななめこを奥深く探求していこう

味噌汁の具材にしてもあまり注目を浴びない控えめななめこはスーパーで見ても中々手が届かないキノコ類かもしれません。しかし、なめこは下ごしらえも簡単ですし、まずは味噌汁の具材として料理を始めてみれば美味しい材料に早変わりするのでヌメリが好きな人はぜひこの機会になめこを活用してみてくださいね。