2017年11月15日更新

ワインビネガーとは? 特徴と使い方をご紹介!

お酢は体に良いことは周知の事実ですが、西洋のお酢、ワインビネガーもまた、すてきな調味料です。ここではそんなちょっとおしゃれな調味料、ワインビネガーについて、少し詳しくお伝えしていきます。おもてなし料理などの参考にしてくださいね。

  1. 目次
  2. ワインビネガーとは?
  3. ワインビネガーの穀物酢などとの違いは?
  4. ワインビネガーを使ったおすすめの料理方法のご紹介
  5. まとめ

ワインビネガーとは?

ワインビネガーの原材料はぶどうです。つまり、ワインビネガーは果実酢の一種なのです。ワインと同じように、白ワインビネガーと赤ワインビネガーがあります。

ワインビネガーの原材料はぶどう

ワインビネガーはワイン同様、原材料にぶどうが使われています。りんご酢や柿酢などと同じように果実酢に分類されるお酢です。賞味期限はもちろん設定されていますが、他のお酢同様、腐りにくい調味料です。流し台の下などの常温で暗めの場所に保管してあげてください。

ワインビネガーは赤と白があります

ワインビネガーには赤と白があり、それぞれ合った使用方法があります。ワイン同様、白ワインビネガーなら、魚料理のソースや、鶏肉の煮込みなどに最適です。赤ワインビネガーは豚肉の煮込み料理や、サラダのドレッシングなどに使うと香り豊かでさっぱりした酸味を楽しめます。赤も白も、それぞれのおいしさがあるので両方揃えたくなってしまうかもしれませんね。

すなわちワインビネガーはこんなお酢!

ワインビネガーは赤ワインをベースにした赤ワインビネガーと、白ワインをベースにした白ワインビネガーがあります。しっかりしたブドウの酸味を活かした果実酢で糖質が少なくカロリーも低いため、ダイエット中の方やカロリーを制限しなければならない方にはおすすめの人気のお酢です。

<赤ワインビネガー>

黒ブドウや赤ブドウを原料として果皮・種、果肉などブドウを丸ごとアルコール発酵して作られています。美しい明るい透明な紫色をしたお酢です。コクがあり味わい深い赤ワインビネガーは、肉料理のソースやブラウン系のシチューやカレーの隠し味として上品な香りと味を加えてくれます。特徴的な色を活かしてドレッシングもよく利用されます。

<白ワインビネガー>

ブドウの果汁のみだけを熟成させる白ワインから作られるお酢で、フルーティーですっきりした味わいのお酢です。魚料理のソースやブイヤベースなどの魚介類のスープの隠し味、ドレッシングやマリネなどに利用されます。

イタリア原産のバルサミコ酢同様、ワインビネガーの原料もブドウです。

バルサミコ酢との違いは製造法にあります。そのため原料に同じブドウが使われていても香りや味わいの違うお酢になるのです。

バルサミコ酢は自然の発酵力でブドウの果汁を樽に詰めて熟成させた酢であるのに対して、ワインビネガーはぶどう果汁に繁殖力と発酵力が強い酵母を加えてアルコール発酵させた後、酸味の成分を生成するため酢酸菌を添加して、さらに発酵させて作った酢です。

しかし中には酢酸菌などを使わず人工的な手を加えないで作られる天然醸造のビネガーもあります。

ワンビネガーの容器に「オルレアン製法」と記載されているものは、樽の中で数ヶ月かけて酢酸酵母を加えず自然にゆっくりと熟成させる製法で作られたワインビネガーです。しかしこの製法を使ってビネガーを作る生産者は、現在フランス全国で10本の指にも満たない数だと言われています。

バルサミコ酢と同様に、ワインビネガーはブドウが原料なので、栄養成分にブドウ由来のポリフェノールをたくさん含有しています。そのポリフェノールの効能である抗酸化作用がとても優れているお酢なので、健康に有利な効果にたくさん期待されています。

ワインビネガーの穀物酢などとの違いは?

ワインビネガーは原材料がぶどうのため、穀物酢などにはない味わいがあり、特別な効能も持っています。

ワインビネガーの味わいの特徴は「渋み」や「甘味」

ワインビネガーはぶどうが原材料になっているので、ワイン同様、独特な「渋み」や「甘味」があります。穀物酢が和風な風味であることに対して、ワインビネガーはフレンチの香りが確かにします。この独特な風味を生かした料理ができると、おもてなし料理の幅が広がるかもしれません。

「酒石酸」が多く含まれるため整腸作用がある

ワインビネガーもその他のお酢同様、栄養豊富な調味料です。ワインビネガーに含まれる成分の中でも特別なのが、「酒石酸」です。この、酒石酸は整腸作用のある成分のため、ワインビネガーには腸内環境を改善する働きがあります。

酒石酸とは。その用途と効果

フランスの「お酢」なので、フレンチ料理などのアクセントに使用すると良いかも

ワインビネガーはフランスの一般家庭ではよく使われている食材です。日本人が炒め物にお酢を振りかける感覚で使用されていることもあります。ワインビネガーの使い方がよくわからない、という方も、是非気軽に試してみることをお勧めします。そして、最終的にはおもてなし料理などでフレンチ料理を作るときなどに、上手にアクセントとして使用できたらおしゃれで素敵ですね。

ワインビネガーを使ったおすすめの料理方法のご紹介

ワインビネガーの特徴や栄養成分をおわかりいただいたところで、次はおすすめの料理方法についてお伝えしていきます。ワインビネガーはそのままでも火を通しても、とてもおいしく調理できます。是非さまざまな料理をお試しください。

玉ねぎとスモークサーモンのマリネ

まず初めに、ワインビネガーの定番であるマリネです。特に、玉ねぎとスモークサーモンのマリネをお勧めします。玉ねぎは薄くスライスして、水につけて余分な辛みを飛ばし、生のまま使用するのも良いですし、オリーブオイルで軽く炒めて冷めたものを使うのも良いでしょう。

味付けはシンプルです。塩コショウと白ワインビネガー、それからおろしにんにくをお好みで。バットに、玉ねぎを敷き詰め、その上にスモークサーモンを敷き詰めるというのを何層か繰り返しますが、一層ずつ、あらかじめ混ぜておいた合わせ調味料をかけていきます。数時間冷蔵庫で寝かせれば、味わい深いマリネの完成です。おもてなし料理の一品としていかがですか?

鶏肉の煮込み料理(白ワインビネガー)

白ワインと白ワインビネガーで鶏肉などを煮込むと、香り豊かで柔らかく仕上がります。お好みのハーブなどを添えて、一層素敵かもしれませんね。調理のコツは、最初にお肉を皮側からこんがり焼きつけること。そうすることで肉汁をお肉の中に閉じ込めて美味しく仕上がります。

白ワインビネガーを煮込むときに使用することで、食欲をそそる香りが生まれ、高級感のある仕上がりになるでしょう。素敵なお皿を用意したくなりますね。

豚肉料理のソースに(赤ワインビネガー)

赤ワインビネガーはバルサミコ酢と合わせると、豚肉のソテーソースに適しています。美味しく仕上げるコツは、お肉にちょっと強めの塩コショウで下味をしっかりつけておくことです。その上で、オリーブオイルでニンニクを炒めてから、豚肉をしっかり焼き付けます。

肉に火が完全に通る前に、ワインビネガーを加えて水分を飛ばしていき、最後にバルサミコを少々加えて香りを増幅させます。添え野菜はトマトやズッキーニ、エリンギなどお好みの旬の野菜をどうぞ。簡単なおもてなし料理として、活躍しそうな一品ではありませんか?

まとめ

いかがでしたでしょうか。ワインビネガーはおもてなし料理の幅を広げるために活躍しそうな調味料であることをお分かりいただけましたか? 使用方法も単純で難しくないので、是非一度試してみてくださいね。その芳醇な香りに病みつきになるかもしれませんよ。