2018年10月28日更新
ファッジとは?ファッジの食べ方について
イギリス旅行のお土産に頂いたものすごく甘いお菓子ファッジ。イギリスのキャラメルはこんなに甘いのかとびっくりしてしまいました。見た目がキャラメルのようだったのでそのつもりで口に入れましたが、食感はまるで違います。今回は近年日本でも話題に上がっているイギリスの伝統のお菓子ファッジをご紹介します。
ファッジとは
ファッジとはイギリスの伝統的なお菓子です。キャンディの一種で、見た目はキャラメルによく似ています。しかしキャラメルよりも濃厚でものすごい甘さです。
「世界一甘いお菓子」などという声もあります。濃厚でものすごく甘いキャラメルとおもいきや、キャラメルのような粘りはなく、ほろほろと口の中で溶けてしまいます。ずっしり重い質感で濃厚な甘みがあるキャンディですが、なめらかすぎて、舌の上で溶けてしまうので、一つ口に入れてはまた一つとあとをひいてしまいます。それがファッジの美味しさの魅力でもあります。
ファッジの誕生はイギリスのFudge Kitchen
ファッジは1983年にイギリスのFudge Kitchenが製造・販売しました。販売されたのは1983年ですが、元のレシピは1830年に作られたもので、イギリスのFudge Kitchenでは現在もそのレシピに基づき伝統的な方法でファッジが手作りされています。このレシピがあったからこそ、独特でなめらかな崇高なキャンディ、ファッジが食べられると言っても過言ではないと言われています。
イギリスに行くとチョコレート専門店のようにファッジの専門店がいくつもあります。イギリスのFudge Kitchenでは、ファッジが作られる様子を実際に見ることができます。また店舗によっては出来立てのファッジを試食(もちろん無料で)することもできます。イギリスのお土産にもおすすめのファッジ。もちろん店頭でも購入できますが、Fudge Kitchenの公式ホームページからも本場のファッジを購入することができます。
<Fudge Kitchen公式ホームページ> https://www.fudgekitchen.co.uk/en
ファッジの材料
濃厚でものすごく甘いのに、口の中で溶けてしまうなめらかな味わい。しかししっかりした質感のあるファッジの基本的な原材料は砂糖、ゴールデンシロップ、水、クリーム、バター、バニラ、乳化剤(大豆レシチン)、塩です。これらの材料を高温でかき混ぜながら加熱し、型に入れて冷やし固めて作ります。
ファッジには香りを付けた食べ方もある
基本の材料で作ったファッジはミルク風味のファッジで、綺麗にカットされて販売されているほか、ブロック状で販売されていて、自分でカットして食べるものもあります。基本の材料にチョコレート、メイプルシロップ、ラズベリーピューレなどを混ぜて、香りを付けて色々な香りを楽しむ食べ方もあります。香を付けるほかにマシュマロを入れたり、ナッツやドライフルーツを混ぜ込んだファッジも人気です。クッキーを砕いたものを混ぜ込んだファッジもあるようです。
手作りファッジの作り方
日本からでもFudge Kitchenの公式サイトからファッジを購入することができますが、ファッジの材料は簡単に手に入るものばかり。自宅で簡単に手作りできます。おすすめのレシピでイギリスの伝統的なお菓子を手作りしてみましょう。
<材料1㎝角15個分>
- 砂糖100g
- コンデンスミルク60ml
- 無塩バター50g
- 生クリーム50ml
ファッジの保存方法
ファッジは冷凍保存ができます。開封したものはなるべく早く食べてしまうことをおすすめしますが、食べきれないときは、カットされていないものは適当な大きさにカットしてから、ラップにしっかりと包み冷凍保存しましょう。そうすると1カ月くらいは保存することができます。ファッジは日が経つとファッジの特徴である柔らかさがなくなってしまい硬くなってしまいます。2~3日で食べきれないときは冷凍保存することをおすすめします。
世界一甘いと言われるファッジを食べてみよう
イギリスの伝統的なキャンディ菓子のファッジは濃厚ですごく甘いお菓子です。キャラメルのように見えますが、キャラメルのように歯に付くような粘りはなく、口の中では舌にのせるとほろっと溶けてしまいます。「こんなに甘いもの、何個も食べられない」と言いながら、一つ、また一つと手が出る美味しさ。日本からでもファッジの生みの親ともいえるイギリスのFudge Kichienのホームページから購入できます。イギリスに行かれた際は、お土産にすると喜ばれる人気のお菓子です。濃厚な強い甘味でも何個も食べたくなるファッジ。機会を見つけてぜひご賞味してみてください。