2018年4月27日更新
アーモンドミルクの美味しい飲み方。その効能は?ダイエットにも効果的!
アーモンドミルクを飲んだことありますか?牛乳を飲むとおなかが緩くなってしまうので「ミルク」と付くアーモンドミルクも飲んだことないという方もいらっしゃるかもしれません。しかしミルクと付くけれど、アーモンドミルクは牛乳とは成分が違う、牛乳に代わるミルクなんですよ。今回はアーモンドミルクの美味しい飲み方をご紹介します。効能や副作用についても見てみましょう。
- 目次
- アーモンドミルクとは
- アーモンドミルクの成分
- アーモンドミルクの効能
- アーモンドミルクのデメリットや副作用について
- アーモンドミルクの美味しい飲み方
- おすすめのアーモンドミルク
- アーモンドミルクを美味しく活用してみよう
アーモンドミルクとは
アーモンドミルクは欧米など海外ではポピュラーに飲まれているミルクです。牛乳と違いアーモンドを原料にした牛乳に代わるミルクとして使われています。
アーモンド由来の豊富な栄養が含まれていますが、牛乳と異なり乳糖を含まず、コレステロールもゼロ。カロリーも牛乳に比べると大変低いので、ヘルシーに、そして乳糖不耐症の方でも安心して飲んでいただけ、アレルギーの心配も少ない牛乳に代わる飲み物と、近年日本でも注目されている植物性のミルクです。
アーモンドミルクの成分
アーモンドミルクの成分はアーモンドの栄養素がそのまま反映されて成分になっています。原料であるアーモンドは、オリーブオイルなどに含まれているオレイン酸(不飽和脂肪酸)、良質な植物性のタンパク質が含まれているほか、ビタミンEの宝庫と言われるほどビタミンEをたくさん含んでいるほか、ビタミンB2、B6、葉素、ナイアシンなどのビタミン、マグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラル、食物繊維を成分に含んでいます。
牛乳が動物性のミルクであるのに対して、アーモンドミルクは植物性のミルクで、コレステロールはゼロ、そして乳糖を栄養成分に含んでいないミルクです。
アーモンドミルクのカロリー
アーモンドミルクのカロリーは100mlあたり15kcalです。ちなみに牛乳は100mlあたり66kcal、豆乳は45kcalです。牛乳や豆乳と比べるととても低カロリーのミルクでダイエットや体重制限されている方に効果的なミルクとして利用できます。
豆乳との違いは
アーモンドミルク同様に乳糖を含まない植物性の牛乳代替ミルクとして人気の豆乳は、原材料に大豆を使った植物性のミルクです。豆乳もタンパク質をはじめ必須脂肪酸など豊富な栄養成分を含んでいる植物性の牛乳に代わるミルクです。牛乳より低カロリーで乳糖も含んでいません。
豆乳は日本でもよく普及しており、求めやすい飲み物ですが、無調整のものは味が独特で飲みづらかったり、原材料の大豆にアレルギーのある人には利用できません。また遺伝子組み換えの大豆が原料となっていることが心配されるデメリットがあります。
アーモンドミルクの効能
アーモンドミルクは豊富な栄養成分から健康に良い効能がたくさん期待されています。
ダイエットに効果的
低カロリーのアーモンドミルクはダイエットに効果的です。栄養成分のオレイン酸は食事でとった糖質が脂肪の代わるのを抑制する作用があります。そのため体内で脂肪が形成されずダイエットに効果的だと言われます。
そしてビタミンB2には脂肪の燃焼を促す作用があり、これもダイエットには効果的です。またアーモンドミルクは食物繊維が豊富で、腸内環境を整えてくれることで便秘に効果的で、便通がよくなることによりダイエットに効果が期待されます。便秘の改善は栄養成分であるオレイン酸も腸の内容物を軟らかくする作用があるので便秘の予防になると言われています。
抗酸化作用でアンチエイジングに効果的
アーモンドミルクは、ビタミンEがたっぷり含まれているため強い抗酸化作用があります。肌や血管、細胞のアンチエイジングに効果的で、美肌効果や脳梗塞やがんなどの予防に効果が期待されるほかに、血液中の悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血液をサラサラにしてくれる作用があるので、血栓ができるのを防ぐことへの効果に期待されています。
アーモンドミルクはビタミンEの抗酸化作用に加え、オレイン酸も細胞などの酸化を防ぐ性質があるため、それらの作用から動脈硬化、脳梗塞、高血圧、がんなどの生活習慣病の予防に効果が期待されています。
疲労回復や免疫力アップ
植物性のタンパク質が豊富に含まれているアーモンドミルクを食事に摂り入れると、バランスよくアミノ酸を摂取することができます。その効果は疲労回復、肝機能の向上、免疫力のアップに効果が期待されるほか、皮膚の健康や抜け毛など髪の毛の育成にも効果があると言われます。
精神の安定、リラックス効果
マグネシウムなどのミネラルは神経の興奮を抑える効能があります。そのため精神の安定やイライラした気分を押さえる効果があると言われています。
また骨の健康にはカルシウムだけではなく、マグネシウムも必要であるためマグネシウムをたくさん含んでいるアーモンドミルクは骨の健康にも効果的です。その作用から骨粗しょう症の予防に期待されています。
血糖値に影響しづらい
アーモンドミルクは炭水化物の含有量が少ないミルクです。そのため血糖値に影響することが少なく、糖尿病の予防、また糖尿病の方でも血糖値をそれほど気にせずに飲むことができます。
アーモンドミルクのデメリットや副作用について
アーモンドミルクは低カロリーでコレステロールも含まれておらず、体に良い効能をたくさん持ち合わせています。しかしどんなものでも摂りすぎはよくありません。アーモンドミルクに際立ったデメリットはありませんが、こんなこともあるということを覚えておきましょう。
市販のものを購入するときのデメリット
市販のものは砂糖や塩、また乳化剤や酸化防止剤などの食品添加物が加えられていることがあります。食品添加物を好まない方はオーガニックのアーモンドを使用した無添加のプレーンのアーモンドミルクがおすすめです。
アーモンドミルクの副作用として考えられること
アーモンドやナッツにアレルギーのある方は、アーモンドミルクを飲んで、口腔内が腫れたり、痒くなる、またアナフィラキシーショックなどのアレルギー症状が出てしまうことがあるのでご注意ください。ナッツにアレルギーのある方は飲むのを控えましょう。
アーモンドミルクはビタミンEが豊富に含まれています。体調管理のためサプリメントなどでビタミンEを補給している方は、ビタミンEが豊富に含まれているアーモンドミルクを飲んで、ビタミンEの摂りすぎになってしまわぬよう注意しましょう。
アーモンドミルクの美味しい飲み方
アーモンドミルクは牛乳の代わりとなる飲み物です。温めても冷たいままでも美味しく飲めます。牛乳の代わりにシリアルにかけたり、果物や野菜と一緒にスムージーにする飲み方もおすすめです。プレーンタイプのアーモンドミルクは牛乳よりもさっぱりした味に感じます。ハチミツやメイプルシロップを少量加えると飲みやすくなります。またシナモンやバニラエッセンスで香りをつけても、相性よく香りを楽しみながらいただけます。
アーモンドミルクの効能をより実感するためには、毎日グラス1杯程度を飲むのが健康的な飲み方です。そのままでも美味しいアーモンドミルクですが、ひと工夫して毎日おいしく続けられるとそれだけ効果への期待がもてます。
アーモンドミルクのおすすめの飲み方:グリーンスムージー
<材料>
- アーモンドミルク 200ml
- リンゴ 1/2個
- 小松菜 3枚
- キウイ 1個
<作り方>
リンゴとキウイは皮をむき、小松菜とアーモンドミルクを加えてミキサーに入れて撹拌するだけです。ほうれん草はえぐみが出るので、グリーンの野菜は小松菜がおすすめです。人参を加えても美味しくアレンジできます。
アーモンドミルクのおすすめの飲み方:生姜で温まるホットアーモンドミルク
<材料>
- アーモンドミルク200ml
- しょうがの絞り汁小さじ2
- メープルシロップ大さじ1
<作り方>
耐熱用のカップに材料をすべて入れて電子レンジで温めれば出来上がりです。温めに目安は600Wで1分半くらいが目安です。しょうがの作用で体が温まり、温かいアーモンドミルクの簡単で美味しいおすすめの飲み方です。
おすすめのアーモンドミルク
アーモンドミルクはアーモンドを数時間水に浸して、粉状に砕いたのちに水を加えてこすだけの飲み物なので家庭でも簡単に作れます。しかし自家製のアーモンドミルクは、アーモンドに酸化しやすい性質があるので、飲み切れる分だけその都度作るようにすることがおすすめです。
低カロリーで植物性のミルクと人気に上がるアーモンドミルクは、近年コンビニやスーパーでも求めやすくなっていますが、ネット通販のamazonからもお買い得な価格で購入することができます。おすすめの商品をいくつかご紹介します。
<筑波乳業濃いアーモンドミルク1000ml (まろやかプレーン・砂糖不使用)>
砂糖不使用のプレーンタイプです。1000mlのパッケージ入りで毎日利用する方やご家族の多い方におすすめのタイプです。使用しているアーモンドは100%アメリカ産です。
<ブルーダイヤモンドアーモンドブリーズ砂糖不使用 200ml×24本>
砂糖不使用のプレーンタイプのアーモンドミルク。1本200mlと飲みきりサイズのものが24本でお買い得になっています。ブルーダイアモンド社はカルフォルニアに本社を置くメーカーで農業協同組合として1910年に設立した販売メーカーです。
アーモンドミルクを美味しく活用してみよう
牛乳に代わるミルクと注目されているアーモンドミルク。乳糖不耐症の方やコレステロールが気になる方におすすめのミルクです。牛乳が動物性のミルクであるなら植物性のアーモンドミルクは、乳糖を含まず、コレステロールゼロ、オレイン酸やビタミンEをたくさん含んだ低カロリーのミルクです。飲み方は牛乳と同じです。アーモンドミルクの効果をより実感したいになら毎日グラス1杯を目安に飲むと、より効果に期待できます。そのままでも美味しいですが、アレンジしてより美味しくアーモンドミルクをご活用ください。