2017年7月30日更新

プロセスチーズのすべて! ナチュラルチーズとの違いやおいしい食べ方まで

晩酌のお供と言えば、人それぞれ、好むものがありますよね。そんな中でも、チーズを好む人は少なくないのではないでしょうか。ここではチーズの中でも、日本人の口に合いやすい「プロセスチーズ」についてご紹介します。

  1. 目次
  2. プロセスチーズとは
  3. ナチュラルチーズとプロセスチーズ、どう違うの?
  4. チーズの栄養価やカロリー、食べ方について
  5. まとめ

プロセスチーズとは

老若男女問わず、チーズが好きな人は多いですよね。そんなチーズの中でも、日本人の味覚に合わせて作られているのが「プロセスチーズ」です。

プロセスチーズはナチュラルチーズを溶かしてかためたもの

プロセスチーズは1種類ないし2種類以上のナチュラルチーズを砕き、熱で溶かし、殺菌して固めたものです。ただし砕いて加熱しただけではうまく溶けません。

例えばチーズフォンデュを作るときワインとチーズをかき混ぜて溶かそうとしてもうまく溶けません。しかしコーンスターチを加えるとつなぎの役割をしきれいに溶かす(混ぜる)ことができます。
プロセスチーズを作るときもこのつなぎの役目をする物質が必要で、乳化剤(クエン酸塩やリン酸塩)を添加して作られます。

一方、ナチュラルチーズは、乳を固めて作る、チーズそのもののことを言います。文字通り自然なチーズと言えます。使用する乳酸菌やカビ、製造環境などでさまざまな種類が作られています。こちらには食べごろがあります。

プロセスチーズはナチュラルチーズを原料としていますが、ナチュラルチーズのままのときよりも保存性が高くなることと、味わいが万人向けになることから、ファミリー向けの身近なチーズとして親しみやすいと言えるかもしれません。

プロセスチーズの歴史

プロセスチーズは第一次大戦直前の1910年にスイスで商品化され、その後アメリカで普及した商品です。保存性が高く栄養も豊富なため第二次世界大戦では重要な携帯食品であったそうです。
日本へは戦後、アメリカ軍とともに入ってきたとされています。このため日本人にはプロセスチーズのほうが一般的となっています。

プロセスチーズの意味

プロセスチーズのプロセス(process)は加工する、処理する、という意味です。つまりプロセスチーズは加工したチーズということになります。先述した通り、プロセスチーズは一種あるいは数種のナチュラルチーズを細かくしてから加熱溶解して再成形したチーズのことなのです。

プロセスチーズは保存性が高いため賞味期限が長いことと、味が安定していることが特徴

プロセスチーズはナチュラルチーズを加熱しているため、その時点で発酵が止まります。そのため、ナチュラルチーズに比べて味が一定となり、保存性も高まります。また、再形成する際に香辛料などを加えることによっていろいろな風味のチーズを作り出すこともできます。

ナチュラルチーズとプロセスチーズ、どう違うの?

では、ナチュラルチーズとプロセスチーズならどちらの方が美味しいと言えるのでしょうか? その違いを知って、好みのチーズを探してみるのも良いかもしれません。

チーズの独特な風味はナチュラルチーズの方が上

乳酸菌が生きているのが最大の特徴であるナチュラルチーズ。原料や製造方法、生産地などによって本当に多種多様なチーズがあります。しかも、生きた乳酸菌のおかげで熟成が進むため、同じチーズでも食べるタイミングによって味わいが変化し、食べごろも存在します。

強いカビの独特な香りや風味を楽しみたい人にはナチュラルチーズがおすすめかもしれません。ワインなどのお供には本当にぴったりですね。

お料理やお弁当に便利なのはプロセスチーズ

一方、保存性が高く、味わいが安定しているプロセスチーズは、日々の料理やお弁当のおかずにも使えて、便利なチーズと言えます。チーズの持つ刺激的な香りが苦手な子どもでも食べやすいタイプのものなども多く出ており、ファミリー向けと言えるかもしれません。

クセがなく、子どもでもおいしく食べられるのはプロセスチーズ
チーズ好きな大人は、あの独特なツンとする香りが好きな人も多いものですが、子どもに関してはその香りが苦手なことが多いようです。そんな子どもたちにも、カルシウムなどの栄養たっぷりのチーズは是非食べてほしいところ。そういった意味において、プロセスチーズは子どもでもおいしく食べられる優れものだと言えそうです。

チーズの栄養価やカロリー、食べ方について

チーズの栄養価は非常に優れています。また、ダイエット中の栄養補給にもぴったりです。

牛乳の何倍もの栄養があるのがチーズ

乳を原料にしたチーズは、乳の栄養成分が濃縮されている食品だと言えます。ただでさえ栄養価の高い牛乳をたっぷり使っているチーズ、栄養満点は当然と言えます。単純に考えても、例えばチーズ50gを作るのに必要な牛乳は約500mlと言われているので、牛乳の約10倍の栄養が摂れることになるでしょう。

チーズはカルシウムが豊富だというイメージがあるかもしれませんが、実はビタミンAやビタミンB2も多く含んでいるのはご存知ですか?

ダイエットや美容にもぴったりなチーズ

チーズに含まれる栄養素は全て、骨粗鬆症予防や美肌に効果があります。たんぱく質も豊富なので、ダイエット中の栄養補給には欠かせないでしょう。しかし、チーズにはビタミンCや食物繊維などはあまり含まれませんから、それらを多く含む野菜と一緒に摂取すると、かなりバランスの良い食事になるはずです。

ちなみにチーズのカロリーはその種類により差があります。カッテージチーズなどは低カロリーです。しかし、カロリーのことはあまり気にしなくてもいいかもしれません。なぜなら、先述した、チーズに含まれる栄養素の一つ、ビタミンB2については、脂肪の代謝を助ける働きを持っているからです。少しくらいなら食べ過ぎてもよさそうですよね。

おすすめは大葉と一緒にいただくこと!

プロセスチーズ、子どもたちはそのままで喜んでくれるかもしれませんが、大人は物足りなさを覚えることがあります。そんなときは是非、大葉をチーズと一緒に食べてみてください。チーズを大葉にはさんでてんぷらにしたり、シンプルに大葉とチーズのオードブルにするだけでも変化があり、喜ばれるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。チーズのすばらしい栄養価や、プロセスチーズの良さがお分かりいただけましたら幸いです。ダイエットにも適しているチーズを、あなたも是非ご堪能くださいね。