2017年7月14日更新

ラックスハムとはどんなハム?生ハムとの違いや美味しい食べ方

ラックスハム

ラックスハムってご存知ですか?実は知らないうちに召し上がったことがある方もたくさんいらっしゃると思います。今回はラックスハムとはどんなハムなのか調べてみました。ラックスハムの美味しい食べ方もご紹介します。

  1. 目次
  2. ラックスハムとは
  3. 生ハムの種類とそれぞれの違い
  4. ラックスハムの美味しい食べ方
  5. ラックスハムで美味しいオードブルを食べよう!

ラックスハムとは

ラックスハムとは生ハムの一種です。ドイツ語でLachs Hamと書きます。ドイツ系の生ハムのことをラックスハムと言います。ラックスとはドイツ語で「鮭」のことを示し、鮭のような鮮やかな深い赤い色をしていて、切ると鮭の切り身にも似ていると言われている生ハムです。日本の生ハムのほとんどは、このドイツ系のラックスハムです。

ラックスハムの作り方

作り方は長時間塩漬けした豚のもも肉を、乾燥させながら発酵させて、低温で燻製にします。加熱はせずに作ります。

基本的にはラックスハムの原料は、塩漬けにした豚のもも肉のかたまりを燻製にして加工するのですが、現在日本では豚のもも肉以外の肉を使った製品もあります。メーカーによって、もも肉以外の肉(ロースなど)を使用しているメーカーがあり、商品表示にもも肉以外の部位が記載されていることもあるわけです。

生ハムの種類とそれぞれの違い

ラックスハムは生ハムの仲間です。ラックスハムはドイツ系の生ハムですが、生ハムはほかにイタリア系の生ハムとスペイン系の生ハムが主流にあります。それぞれ豚肉から作りますが、材料の豚の種類や部位の違い、そして製法違いでそれぞれ特徴のある生ハムになります。

イタリア系の生ハム

イタリア系の生ハムはドイツ系のラックスハム同様、豚のもも肉を使いますが、イタリア系の生ハムは燻製にしません。その呼び名はプロシュートと言います。

生ハムというとプロシュートという言葉がよくメニューにでてきますが、生ハムだけなら一般的にドイツ系の燻製した生ハムのことをさし、プロシュートと記載があるなら、イタリア系の燻製していない生ハムのことを意味していると覚えておくと、メニューや商品の表示などを読む時に便利かもしれません。

イタリア系の生ハムはプロシュートとも言いますが、プロシュートの意味は加工肉の総称をさしてしまうので、イタリアの生ハムの正式名称は「プロシュット・クルード(Prosciutto crudo)」と呼びます。ちなみに加熱したハムは「プロシュット・コットProsciutto cotto」と言い、豚のももの骨を抜いたものに味を付けてスチームで蒸して仕上げた繊細な味わいのハムです。

イタリアのロマーニャ州パルマ産の白豚を使った生ハムはとくに美味しいと有名です。この地方の気候を利用し長期乾燥と熟成させた生ハムは芳醇な香りとまろやかな風味に仕上がっています。その中でも「プロシュット・ディ・パルマ」という名称の生ハムは世界三大生ハムの中の一つに上がれられています。

スペイン系の生ハム

スペイン系の生ハムは「ハモン・イベリコ(Jamon Iberico)」や「ハモン・セラーノ(Jamon Serrano)」といわれ、黒豚のイベリア種を使った生ハムと、改良種の白豚の後脚を使った生ハムが有名です。「ハモン」とは、スペイン語で「ハム」という意味を持ち、「イベリア」「イベリア半島」の意味をさします。また「セラーノ」は「山の」という意味があります。

ハモン・イベリコは牛肉のような濃い赤色をしていて細かい脂肪の筋が入っているが特徴で、ハモン・セラーノは柔らかな食感と塩味が強く鮮やかなピンク色をしているのが特徴です。たとえばスペインのアラゴン州のテルエル産のものや、スペインのアンダルシアン州のグラナダのトレべレス産のハモン・セラーノなどは有名です。

白豚の後脚で作ったハモン・セラーノよりハモン・イベリコは生産数が少ないです。ハモン・イベリコはイベリア種の豚の飼育にも手間がかかるのと、出荷するまで熟成期間も長いので値段も高い生ハムです。

ラックスハムの美味しい食べ方

おすすめの美味しい食べ方は、やはり薄切りにしてオードブルにするのが最高です。また塩味のある生ハムは果物によく合うので、果物と一緒に食べると美味しいです。特におすすめの果物はイチジクやメロンがよく合います。そのほか、サラダにもよく使われます。ピザの上にのせてチーズと一緒に加熱して食べるのも美味しい食べ方の一つです。

食べる1時間くらい前には冷蔵庫から出して常温にもどしてから食べると香りがたち美味しいと言われます。保存は冷蔵庫で約1週間、冷凍庫で約1ヶ月持ちますが、保存期間はあくまでも目安にしかすぎません。冷凍保存の場合は冷凍やけの心配もあるので、きちんとラップなどに包んで保存してください。

ラックスハムで美味しいオードブルを食べよう!

ラックスハムは長時間塩漬けした豚のもも肉を燻製にするだけで加熱処理を行わない生ハムです。日本でいう生ハムはこのラックスハムがほとんどです。美味しい生ハムの食べ方は薄くスライスして、オードブルにして食べるか、塩味が果物とよく合うので、やはり薄くスライスしたものを果物、たとえばイチジクやメロンと一緒に食べると最高に美味しくいただけます。

生ハムの種類には、イタリア系の生ハムで豚の塩漬けしたもも肉を燻製にしない生ハムや、スペイン系の黒豚のイベリア種や白豚の後脚を使った生ハムがあります。食べ比べてみるのも面白い食べ方ですね。生ハム、美味しく召し上げってみてください。