2016年11月18日更新

甘味料ステビアの危険性

ステビアの葉っぱ

ステビアは植物由来の天然甘味料で、お菓子やジュースなどによく使用されています。甘味度は高いのにカロリーが控えめであることから、健康にもそこそこ良いという印象です。ただ一方では、発がん性や不妊への心配もある添加物でもあるようです。

  1. 目次
  2. ステビアとは
  3. ステビアの危険性
  4. ステビアの毒性
  5. 使用されている食品

ステビアとは

ステビアとは、南米原産のキク科の多年草です。ステビオシドとレバウディオシドという甘味成分があることから、それらの抽出物を主に甘味料として使用しています。甘さは砂糖の200〜300倍と言われていますが、カロリーはほとんどなく、植物由来の甘味料でもあるので糖質を控えたい人やダイエットしたい人にはおすすめできる糖類と言えます。

ただ、ステビアには独特の風味があるため、食品や飲料に使用される際は、それを緩和するために他に人工甘味料などと併用される場合があります。

ステビアの危険性

ステビアは、一般的には安全な甘味料であり、普通に摂取する量であれば問題はないとされています。しかし、過去には発がん性があるとされたり、妊娠しづらくなるなどと言われていたこともありました。

ペルーの先住民は、避妊の目的でステビアを使用していましたが、後の様々な研究によりその効果はないということが明らかになっています。ただ、過去に海外で、ステビアを摂取した子どものテストテロンと呼ばれる性ホルモンが減少したという報告や、ステビアは体内に蓄積しやすい物質のため、長期にわたる使用は望ましくないという指摘がなされていることも事実です。このような状況があるためか、海外では未だに食品へのステビアの添加を認めていない国もあります。

また、ステビアが妊娠中や授乳中の女性、子どもに対する安全性を示す十分なデータはないとされているので、気になるという方は摂取を控えた方が良いかもしれません。

ステビアの毒性

ステビアに含まれる成分であるステビオシドやレバウディオシドは、腸内で分解されるとステビオールを生成します。この物質には遺伝毒性があると言われています。
また、ステビアは発がん性や催奇形性の可能性も示唆されていましたが、これらは安全性試験により、該当しないとされています。

ただ、過去には20代の女性がステビアが使用された清涼飲料水を飲んだところ、ステビアによるものとみられるアナフィラキシー反応を起こしたという報告もあるため、キク科植物にアレルギーを持つ人は摂取を控えた方が良いかもしれません。

使用されている食品

ステビアは、甘味料として菓子類やジュース、アイスクリームなど食品に甘さを付けたり、塩味を和らげるために漬物や醤油などに使用されたりしています。少量の使用でしっかりとした甘みが感じられるのにもかかわらず、低カロリーであることから、ダイエット食品や健康飲料、糖尿病患者のメニューなどにも使用されています。
ステビアは、砂糖と比べて大変コストパフォーマンスの良い添加物ということで、幅広く色々な用途に使用されています。