2018年10月14日更新

ヒハツ(ロングペッパー)の効果・効能に注目!食べ方や使い方も併せてご紹介

ヒハツ(ロングペッパー)

料理のアクセントとして使われる香辛料は数々ありますが、その中でもヒハツ(ロングペッパー)というスパイスをご存じですか?カルディで良く目にしますが、ダイエット効果があったり他にも嬉しい効能があることで知られるようになりました。今回はそんなヒハツの食べ方や使い方、副作用について触れていきます。

  1. 目次
  2. ヒハツ(ロングペッパー)とは
  3. ヒハツには副作用がある?
  4. テレビでも紹介されたスゴイワケ!ヒハツ(ロングペッパー)の効果と効能
  5. ヒハツの使い方や食べ方を詳しく知ろう!
  6. 健康志向に嬉しいヒハツスパイス…今日から試してみよう

ヒハツ(ロングペッパー)とは

料理にアクセントを出す香辛料は数々ありますが、今ヒハツ(ロングペッパー)という香辛料が注目を集めています。ヒハツとはコショウ科コショウ属のツル性木質植物であり、インドや東南アジアなどの地域に広く分布しています。ヒハツは英語でロングペッパーと言い、国内では沖縄県で栽培されています。呼び方も様々で「島コショウ」と呼ばれたり、「ヒバーチ」、「ピパーツ」、「フィファチ」など実に多くの呼び名がある植物です。

しかし、沖縄県で栽培や分布しているものは「ヒハツモドキ」という品種でヒハツと同様のコショウ属ですが、別の品種のものになります。ですが、ヒハツもヒハツモドキも同様の効果や効能があるようです。

カルディでもお馴染み

嗜好品の中でもコーヒーは多くの人に愛されているものですよね。そんなコーヒー好きが良く足を運ぶカルディでもこのヒハツを良く目にするでしょう。コーヒーを多く取り扱っているカルディでなぜスパイスであるヒハツが一緒に販売されているのかと言うと、ヒハツはコショウに似た味でもシナモンを混ぜた風味豊かな香りを楽しめるためです。ヒハツは肉料理などの臭みを取ることもできますし、コーヒーの中に混ぜてもまた違った奥深い香りを楽しめるスパイスでもあります。

ヒハツには副作用がある?

テレビでヒハツの効果や効能を確認した人ならご存じの通り、ヒハツには非常に多くの効果や効能が得られます。次にご紹介していきますが、まずヒハツには副作用があるのか気になっている人も多いですよね。結論から言うとヒハツには副作用と呼べるものはありませんが、ヒハツは香辛料でありスパイスなので、辛味が刺激になってしまうことは考えられます。あまりに大量摂取してしまうと胃腸に何らかの異常が出る可能性もあるので一日小さじ1杯程度に留めておきましょう。

また、血管を広げる薬を日常から服用している人もヒハツを使用する際は注意してください。ヒハツには血管を広げる作用があるので効果が倍増して血管が広がりすぎてしまう可能性があります。その他にも血圧を下げる薬を服用している場合もかかりつけの医師と相談してからヒハツを試してみましょう。

テレビでも紹介されたスゴイワケ!ヒハツ(ロングペッパー)の効果と効能

ヒハツが近年注目されるようになってきた理由はテレビで紹介された影響が大きいでしょう。古代から使用されてきたヒハツは、古代インドの健康法である「アーユルヴェーダ」でも重要ななくてはならない薬草の一つとされてきたようです。ではそんな大昔から活用されているヒハツには一体どのような効果と効能が得られるのでしょうか。早速ご紹介していきます!

血行を良くする・毛細血管を修復する

ヒハツに含まれる成分の中には「ピペリン」という成分があり、これはヒハツの辛味成分にもなっているものです。このピペリンは血管を広げる効果があるため、血液の流れが良くなって血行を促進してくれます。また、血液の流れが良好になると血圧を下げる効能もあるため、冷え症の緩和にも役立ちます。

更にヒハツには「Tie2(タイツー)」と言う酵素を活性化させる効果を持つ成分が含まれており、このタイツーは毛細血管などの全身に広がる小さな血管に作用して修復する効能もあります。血管の老化や劣化予防にも繋がるので、くすんだお肌を美肌に導いてくれます。

ダイエット効果

ヒハツの気になる効果の一つにダイエット効果があります。女性にとって非常に嬉しい情報ですが、ヒハツは上記した通り、太い血管から毛細血管の小さい血管まで流れを良くしてくれるので体の隅々まで滞りなく血液を流してくれます。そのため、血液と一緒に流れてきた栄養が全身に届く理由からダイエットしなくても自然と痩せやすく、太りにくい体作りを行ってくれるのです。

ヒハツの使い方や食べ方を詳しく知ろう!

名前の通り、細長い茶色い姿をしたヒハツは使い方が分からないという人も多いのではないでしょうか。コショウと似たような味で辛味も同様ですが、シナモンの独特で甘い風味も感じられるヒハツは使い方や食べ方が曖昧です。そこで次はヒハツの上手な使い方や食べ方をご紹介していきます。

基本はコショウと同じ使い方・食べ方でOK!

ヒハツは普段使用しているコショウの仲間なので難しく考える必要はありません。コショウと同じように肉料理の下味としてすりこんでみても良いですし、料理の仕上げに使ったりドレッシングと混ぜてからサラダにふりかけるなどの食べ方をしてもアクセントのきいた美味しさを味わえます。

ミルクと混ぜる

ヒハツは少量であればミルクとハチミツを混ぜたドリンクに入れても美味しく楽しめます。ピリリときいたスパイスの香りは意外とマッチするもので、優しい味わいのミルクとほんのりと甘いハチミツとの相性はほっと一息つける優しい味と香りです。

麺類と一緒に

ヒハツの使い方で意外と知られていないのが麺類に活用する食べ方です。一般的なコショウもラーメンなどにかけますよね。普段のコショウに飽きてしまった人はぜひ健康にも美容にも良いヒハツを少量ふりかけてみましょう。辛味と甘みでいつものラーメンがコクのある味わいに大変身しますよ。

健康志向に嬉しいヒハツスパイス…今日から試してみよう

近年その存在が注目され始めたヒハツ。まだまだヒハツの存在を知らなかったという人も多かったのではないでしょうか。普段料理に活用しているコショウと同じ辛味や味なので様々な場面でヒハツが役に立ってくれるでしょう。その凄い効果や効能を試したいという人はぜひ一度ヒハツを試してみてくださいね。