2018年5月27日更新

イワシを毎日食べると薄毛が治る?イワシの煮付けや塩焼きで美味しく栄養を摂取しよう

いわし

釣りやすいイワシはたんぱく質やカロリーが豊富で煮付けや塩焼き、刺身、蒲焼きにすると美味しく食べられる魚で、初夏~秋に旬の時期を迎えます。定番の魚ですが、イワシは毎日食べるとその高い栄養から体に様々なメリットをもたらしてくれる驚きの魚です。今回はイワシのさばき方や圧力鍋を使ったレシピもご紹介します。

  1. 目次
  2. 身近な存在イワシ
  3. 釣ったイワシのさばき方
  4. 栄養満点!イワシは毎日食べると嬉しい効果がいっぱい!
  5. イワシを使った絶品レシピ!
  6. イワシのことを知ってさらに美味しい魚料理を堪能しよう

身近な存在イワシ

刺身や蒲焼き、煮付けや塩焼きなどにされて食卓に出る頻度も高く、缶詰にもなっているイワシは食べる機会の多いお魚ですよね。食べやすさが魅力のイワシは釣り初心者にもターゲットにしやすい魚でもあり、スポットを押さえておけば大量に釣り上げることも可能です。

そんな魚の中でも馴染み深いイワシはニシン目ニシン亜目マイワシ属に分類されます。また、イワシにはそれぞれ「マイワシ」、「ウルメイワシ」、「カタクチイワシ」の3種類がおり、日本人に最も馴染みがあるのがマイワシという種類です。

イワシは塩焼きや蒲焼き、刺身など美味しい料理が山ほどあるため、釣りやすさ+調理のしやすさは定番の魚の中でも群を抜いて扱いやすいお魚なのです。

イワシの美味しい旬は?

イワシが旬とされる時期は一般的に9~11月の秋頃とされているようですが、実はイワシの旬は泳ぐ群れによってそれぞれ旬が異なる魚でもあります。秋頃のイワシは確かに脂がほど良く乗った状態になりますが、関東の地域では入梅(※)頃のイワシは「入梅イワシ」と呼ばれ、この時期のイワシも旬の一つとして周知されています。

※入梅・・・入梅とは梅の実が熟し梅雨に入るころ。読み方はにゅうばい、つゆいりなど。

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釣ったイワシのさばき方

イワシはスーパーや魚店で簡単に安価な値段で手に入りますが、大量に欲しい場合は釣りで入手することもあるでしょう。イワシは釣り初心者にも釣りやすいため、案外簡単に釣ることができます。釣ったイワシは足が早いため、なるべく早めにさばいてあげるようにしましょう。

イワシのさばき方はまず、包丁を使って全体のウロコを丁寧に取っていきます。ウロコを取り終えたらイワシの頭から胸ビレの下までを斜め下に落とし、腹皮も硬いためこの部分も一緒に落としていきましょう。次にイワシの内臓部分を包丁で掻き出し、流水で中を綺麗に流します。次に尾びれのすぐ横から包丁を当て、切り落とし、頭部から中骨までに沿って包丁を入れ、中骨と身を離すようにしながらさき、反対側も同様にさいたらこれでイワシのさばき方は完了です。

栄養満点!イワシは毎日食べると嬉しい効果がいっぱい!

安価な値段で料理のレパートリーも多いイワシは昔から毎日食べるのが良いと言われるほど栄養豊富なお魚です。しかし、今では当たり前に食べられているイワシの栄養を詳しく知らないという人も多いでしょう。ではイワシにはどれほどの栄養が含まれているのでしょうか。

イワシの栄養の数々

昔からイワシは栄養があると言われてきましたが、まさにその通りでイワシに含まれる栄養にはたんぱく質から始まり、ビタミンAやビタミンB、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなどの数多くのビタミン類が豊富で、他にも葉酸や鉄分、セレンやリンなどがたっぷりと豊富に含まれています。

イワシの栄養は日頃の食事で全て賄えないビタミン類が目立つため、これらの栄養を他の人よりも必要としている妊娠中の女性は特に積極的に摂りたいものです。また、頭が良くなると言われている栄養DHCやEPAなどもイワシの中に非常にたくさん含まれています。美容や健康に良い効果をもたらすこの2つの栄養はオメガ3系高度不飽和脂肪酸という私たちの体になくてはならない栄養であり、どちらの栄養も体内では作られないため、食事などから摂取する必要があります。

しかし、イワシのカロリーは高く、100gほどで217kcalに換算されます。たんぱく質やビタミン類などの体に重要な栄養素が豊富だからと言っても食べすぎるのは肥満の原因になるので適量を上手に取り入れていきましょう。

イワシの栄養から見る体にもたらす効果とは

イワシから得られる効果には脳の働きを活性化させたり、記憶力を維持させるなどの理由から頭が良くなるという効果も挙げられますが、他にも血液の流れを良くしたり脂肪燃焼効果やコレステロール値の改善、そして中性脂肪を低下させたり血圧を下げさせるなどの美容と健康に嬉しい効果がたくさんあります。

イワシを使った絶品レシピ!

美味しくて簡単に調理が可能なイワシですが、レパートリーが少なくていつも同じイワシ料理になってしまう…と考えている人もいるのではないでしょうか。イワシは小骨がたくさんあるため、そんな煩わしい小骨ごと丸ごと食べたいですよね。イワシの栄養は圧力鍋を使えば小骨の処理をすることなく料理できるため、イワシを使ったレシピをご紹介します!

骨まで食べられる!圧力鍋でイワシの生姜煮

イワシは骨が多いことでも有名ですが、舌触りの悪い骨は圧力鍋を使って気にならない柔らかさまで変化させることができます。また、生姜を使っているため、香り豊かでついご飯が進むおかずになりますよ。


<材料>

  • いわし(10cm程度の小さめ) 6尾
  • 生姜 大さじ3
  • 水300cc
  • 砂糖 大さじ1
  • みりん 大さじ2
  • 酒 大さじ3
  • 醤油 大さじ4

作り方はこちら(クックパッド)

イワシの蒲焼き丼

イワシは甘辛いタレを絡めても絶品ですが、ガッツリ感のある蒲焼きにしてもおすすめです。手ごろなお魚ですが、手をかけてあげればボリュームのある丼に大変身しますよ。


<材料>

  • 開きイワシ 2枚
  • 小麦粉 適量
  • 油 大さじ1
  • 濃口醤油 大さじ1
  • 酒 大さじ1.5
  • みりん 大さじ1/2
  • 砂糖 大さじ1/2
  • 青シソ 4枚
  • きざみ海苔 お好みで
  • すりごま(いりごまでも可)お好みで

作り方はこちら(クックパッド)

イワシのことを知ってさらに美味しい魚料理を堪能しよう

身近な魚だからこそ当たり前の存在になっているイワシですが、実は栄養満点だということが分かりましたよね。食べやすい魚だからこそ美味しい料理に変えてあげることで飽きのこない魚料理になりますから、今までイワシの調理にこだわらなかった方はぜひ一工夫加えてアレンジしてみてくださいね。