2017年11月27日更新

メバルの旬な時期や値段。毒の心配はないの?

メバル

全体が茶色っぽいメバルは他の魚と比較すると飛び出そうなほど大きな目が特徴的な魚です。大きい目をしているため容姿が可愛らしいようにも感じますが、食用となると毒が気がかりです。今回はそんなメバルの毒についてや、どういった味をしているのか、そしておいしい旬の時期や値段までメバルの世界を解説していきます。

  1. 目次
  2. メバルとは
  3. メバルには毒がある?気を付けたい毒について
  4. メバルの旬な時期
  5. メバルの値段
  6. メバルは毒に注意して美味しく食べよう

メバルとは

メバルはカサゴ目フサカサゴ科メバル属を総称した呼び方で、見た目の最大の特徴である大きな目にちなんでつけられた魚名です。漢字で表すと「眼張る」と書き、アカメバルやクロメバル、シロメバルなどの種類がある海水魚です。

海水魚といっても大型になることは少なく、平均のサイズは20cm前後か、大きなもので30cm程度までです。そのため、釣りなどでメバルを釣り上げても小ぶりの体長をしている場合が多いでしょう。身体が小さく、それでいて大きいぱっちりとした目は愛くるしい姿をしている魚と言えます。

メバルの生息地域

メバルが分布している地域は北海道南部から九州までの比較的広範囲の地域で生息が確認されています。珍しい魚ということでもなく釣りをしていれば頻繁に姿を見る魚であるため、釣り人の間では釣りやすい魚として認識されています。

また、海藻が多くある場所や岩礁などがある場所に群れで潜んでいます。単独で活動する魚ではなく、群れになって動く部分も釣りやすい点と言えるでしょう。メバルは根魚ではありますが、底に長く滞在する魚ではなく活動量が多い魚であるため、夜間には浅瀬でも良く釣れます。

メバルの種類

メバルと呼ばれる魚は上記したようにいくつかの種類があります。

アカメバルクロメバル、シロメバルと呼ばれるものが総じてメバルと呼ばれていますが、この3種は見た目が非常に酷似しているため、一目見ただけでは中々区別がつきにくい点があります。この3種のメバルの違いは胸びれにある鰭条(きじょう)という部分に存在する本数で判別することができ、アカメバルは15、クロメバルは16、シロメバルは17あるそうです。

また、メバルがエサとするものはアカメバル、クロメバル、シロメバルの全てに共通して甲殻類や小魚、ゴカイなどを食べるため、肉食性の魚ということになります。姿は可愛らしいですが、大きい目で岩陰に潜みながらエサを捕食する機会を狙っている魚でもありますので、生態に合った生活をしていると言えるでしょう。

メバルには毒がある?気を付けたい毒について

釣り業界の中ではメバルをルアーで釣ることを目的とした「メバリング」という言葉があるように、比較的どの地域でも釣れる人気の高いメバルですが、気を付けたいのはメバルには微量の毒がある点についてです。

メバル属に分類される魚はほとんどが背びれ部分に毒を持ち、メバルによっても持つ毒の量は異なりますが、深く刺されると皮膚に異常をきたします。メバルは生息している地域によっても毒の含む量が異なり、全く毒を持たない個体も存在しますが、メバルの身体自体、背の部分に尖ったトゲがありますので、そこに手や指が刺されば当然痛みを感じます。

メバルに刺された際、微量の毒が入れば刺された箇所にズキズキとした痛みを感じたり、腫れなども出てくる場合があります。魚図鑑では毒魚としての扱いではないものの、人によっては数時間痛みが続く場合があるのでさばく際は注意しましょう。また、魚は人間の体温ほどの熱さでもヤケドを負うこともあります。魚のためにも人間のためにも素手で触らないようにする工夫も大切です。

もしもメバルを素手で触ってしまい、ズキズキとした痛みが続くような場合は体内に入った毒を吸い出してから温めると痛みを軽減することができます。しかし、中には刺された後も長期間痛みが続くという方もいるため、軽減されない痛みが続く場合は病院を受診することも頭に入れておいた方が安心でしょう。

メバルの旬な時期

見た目は可愛らしいのに毒があったりと怖いメバルですが、食用とした時のメバルは非常に美味とされる魚でもあります。そんなメバルは沖合に生息するタイプをウスメバルと呼び、メバルの中でも特においしいとされているようです。お馴染みの魚でもありますが、旬な時期や味について解説します。

メバルの旬

春の訪れを象徴するメバルはその通り旬が2~5月頃の春の時期においしさが増します。

釣り人のターゲットとなる人気の高い魚であるメバルはどこの地域でも釣りやすいところが魅力的ですが、市場にはあまり流通していない魚でもあるため、購入者にとっては高級魚といっても良いほどの価値がある魚です。

例えばメバルの種類であるクロメバルは高級料亭などで使われていたりと種類によっても活用場が異なります。一般的な家庭で食卓に並ぶメバルはウスメバルという種類ですが、このウスメバルも価値の低い魚とは認識されていない様子です。

そんなメバルの肝心の味は非常に淡白な味わいをしており、身はしっかりと締まっているのがおいしさの秘訣です。もともと日本人好みの味をしていることで様々な料理に役立てられますが、よりおいしさを引き立てたい場合は煮付けで甘く、こってりとした味にするのがおすすめです。

メバルの値段

メバルは釣りやすい魚だからという理由で安価で入手できるだろうと考える方も少なくありませんが、実はスーパーなどで販売されるメバルは少々高価な場合があります。

市場価格から見た値段は購入を躊躇してしまいそうな値段で、大きさによって変動しますが、20cm前後のものでは250~300円。27cm前後は一気に跳ね上がり、600円前後。そして30cm超えのメバルであれば800円前後にもなるようです。大きさがあるほど値段が上がるメバルですが、小ぶりのものであれば料理の材料として多く活用できそうですね。

メバルは毒に注意して美味しく食べよう

魚に詳しくない方でも見聞きしたことが多いメバルはお馴染みの魚です。しかし、背びれに毒がある魚でもありますから、扱う際には十分な注意を払うことが大切です。微量な毒であるがために軽視される原因でもありますが、時に重篤な症状が出る場合もありますからメバルは慎重に扱ってくださいね。