2017年9月20日更新

菊芋とは? 食べ方や栄養成分について

菊芋

最近の健康ブームの中、知る人ぞ知る、菊芋をご存知でしょうか? 便秘解消やダイエット効果、糖尿病予防など、効果効能の多い菊芋について、お伝えしていきます。

  1. 目次
  2. 菊芋とは
  3. 菊芋の栄養成分や効果効能について
  4. 菊芋の食べ方
  5. まとめ

菊芋とは

菊芋と言う作物をご存知ですか? ここでは菊芋が日本に伝わるまでの歴史について紐解きます。

北米生まれの菊芋は、もともとインディアンの食糧だった

菊芋は、北米生まれの根菜で、黄色い花を咲かせます。ショウガのような見た目ですが、味はごぼうに近いです。この菊芋、実は、もともとはインディアンの食糧でした。北米に侵略した兵が、その寒すぎる気候に体調をどんどん崩していく中、定住する民族がいることに疑問を抱き、調べたところ、定住民族は食料として菊芋を食べていたことが分かったそうです。つまり、菊芋にはそれだけ高い栄養価が含まれるということになります。

日本伝来直後は飼料として使用されていた

日本にも、江戸末期に伝来されましたが、最初は飼料として使用されていました。戦後の食糧難の頃には人間も代用食として使用しましたが、次第に下火に。しかし、最近になって研究が進み、その栄養価の高さから、菊芋は見直されることになるのです。

菊芋は現在では健康食品としての利用や、果糖の原料にもされている

栄養価の高さがわかると、サプリメントなどでの利用が増えました。また、果糖の原料にもされるなど、その利用の幅は広いです。もちろん、そのまま食べる方法もありますので、そちらについては後程ふれていきますね。

菊芋の栄養成分や効果効能について

菊芋の栄養成分や効果効能について、簡単に説明します。天然のインスリンと呼ばれる菊芋のすばらしさを知ってください。

天然のインスリンと呼ばれる菊芋

菊芋は、天然のインスリンとして、糖尿病患者や膵臓を悪くしている人たちの間で重宝されている作物です。それは、菊芋に含まれるイヌリンという多糖体が良い働きをするからなのです。また、菊芋にはでんぷんが含まれないことも、ダイエットをする女性などからもうれしい特徴かもしれません。

イヌリンという多糖体の他にもビタミンB群が含まれる

菊芋には、イヌリン以外にも人間にとって欠かせない栄養がたっぷり詰まっています。その一つが、ビタミンB群です。ビタミンB群は、免疫機能を助けたリ、糖質やタンパク質の代謝を促す働きをしてくれます。

ミネラルが豊富なのも糖尿病予防につながる!

菊芋には、血糖値に深く関わるとされるミネラル類が多く含まれていて、イヌリンとともに注目されています。このミネラルとイヌリンの相乗効果で血糖値の急上昇などを防ぎ、結果、糖尿病予防へと繋がります。

菊芋の食べ方

菊芋は効果効能が高いということがお分かりいただけたところで、菊芋の食べ方をご紹介します。サプリメントなども多く存在しますが、菊芋そのものをいただくことも可能です。是非一度、スーパーなどで菊芋を見かけたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

皮が薄いのでショウガのように皮ごと食べることができる

菊芋はショウガのように皮がとても薄いというとくちょうがあります。そのため、皮付きのまま食べるのがおすすめです。下処理としては、赤くなっているところや、芽の部分を取り除くだけです。ただ、皮付きのまま生で食べるときは、アク抜きをしたほうが良いかもしれません。アク抜きは、スライスした後、10分程度水につけるだけでOKです。

ジャガイモなど、他の芋類は生では食べることができませんが、菊芋はそれができるので酵素もたっぷりとれて、うれしいですよね。水にさらした後はサラダにするなど、しゃきしゃきとおいしくいただいてください。歯ごたえは梨のような食感です。

スライスしたものを天日干しにしてから乾煎りをすれば、菊芋茶に!

菊芋と言えば、菊芋茶なら聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか。実は、菊芋茶は手作りできちゃうんです。作り方もとても簡単です。下処理した菊芋をできるだけ薄くスライスして、1日天日干しにします。乾いた菊芋スライスをフライパンで弱火でじっくり、乾煎りします。菊芋がカラカラになるまでしっかり煎ってください。できあがったら、新聞紙などに広げて、冷まします。に出すときは、ティーパックに入れて煮れば、簡単にお茶が作れますよ。

生の菊芋の保存は土の中で!

最後に菊芋の保存方法ですが、里芋などの保存方法ととても似ています。土がついた状態の菊芋なら、洗わずに、土に埋めて保存すると、長期間保存が可能です。そこまで長く保存しなくてもいい場合は、新聞紙に包んで、冷蔵庫の野菜室で保存します。

冷凍保存することも可能ですが、その場合は、下処理をしっかりしてから、小分けにしてジップロックなどに入れてから保存します。こうすると、後から煮物や炒め物につかいやすいので、とても便利ですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。栄養たっぷりで生でも食べられる菊芋、一度は食べてみたいですよね。あなたもスーパーで探してみてはいかがでしょうか。